ReadMasterの軌跡

面白いことを仕掛ける。仕事を作る。ビジネスを作る。そんな日々から出てくるアウトプット蓄積場。

ザ・プロフィット

まとめ

読みやすかったですが、分かりやすいとはいえないのが感想です。
分かったようになるのがまずいっていう変な文句がこの種の本について言われますが、それと同じかと。戒めてがんばります。

ザ・プロフィット 利益はどのようにして生まれるのか
エイドリアン・J・スライウォツキー 中川 治子

ダイヤモンド社
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23.デジタル利益モデル

デジタル化かな、そうする利益モデルです。全然説明になっとらん。
とりあえず、ITってことで必須の利益モデルかと。

とりあえず、これで日がちょっと飛んでますけど、このカテゴリは終了です。
えっと、最後にプロフィットのリンクをはって終了。
ビジネスに興味ある人、読んで損はないはです(^_^;)

22.低コスト・ビジネスデザイン利益モデル

昔のビジネスモデルは、数十年だったが、今は、5,6年だそうで。
その場合、いかに早く新しいモデルを探すか。が大事になるようです。

どっかで聞いた話だな。。。
同じネタでやってけるほど甘くないってことですね。

21.経験曲線利益モデル

このモデルは経験が増えればコストカットが増して、利益に貢献できるって話のはずです。
なんだかびしっと分からないなあ。。

まあとにかく、なぜか時代遅れのモデル、考えだそうです。
そんなことは全然気にならないのですが。

20.相対的市場シェア利益モデル

シェアを握ればうふふって話です。
今気づいたのは、これってチャオからみたスティーブとスティーブからみたチャオと混ざってますね。別にいいのですが。

とりあえず、これ教科書にして利益勉強することは決定っと。

19.新製品利益モデル

この本中盤くらいから、?モデルでしょうか??モデルと混乱するな、?とは違うとか出てくるのです。つまり、モデルをきっちり理解してないと、全部同じように(まあ乱暴ですけど)見えるっていう弱点を発見しました(笑)

これを1冊の単なる本に僕はしたくないのです。個人的希望的観測を申し上げれば、ですが。

この新製品利益モデルと、時間利益モデル、専門品利益モデルと三つ比べた表が出てきますが・・。

これみて思ったのは、まあ違いはともかく、例えばある商品をとんでもない?ビジネスモデルで売ると普通はエラー起こすんですか?ってことです。

ああ、学びが全然タリンです。分からんことだらけっすわ。

18.販売後利益モデル

えっと、どうやら頭が一杯一杯です(笑)
もう何がなんだか。

チャオめ・・!

17.景気循環利益モデル

トヨタが上がってます。
損益分岐点を描いたときに、わずかに左(つまり損益分岐点が低いってことかな)にあれば、他社が赤字の時に、トントン。他社がトントンの時に、黒字。他社が黒字のときにもっと黒字になるってことです。

景気循環で影響を受ける分野があるようですが、それはまあ大きな流れで、賢いところはそれすらかいくぐるようです。という感想です(笑)

16.価値連鎖ポジション利益モデル

バリューチェーン(価値連鎖)を見出すことで利益をあげる。
なんかザ・ゴールのTOC?だったかしら。ボトルネックって言葉も出てきたし、そいつを抑えると連鎖が。まるでぷよぷよみたいですね(笑)

15.取引規模利益モデル

規模の経済というやつでしょうか。信頼関係=大口顧客ということでしょうか。

14.ローカル・リーダーシップ利益モデル

ドミナント戦略っぽいやつです。
でも、ドミナント戦略って単に密集して立てるだけじゃだめなんだろうなとは思います。
だって、飽きられたら、相乗的にマイナスになるわけで。

スタバやウォルマートの例が載ってます。
出店数が多ければ、それほど宣伝になるというのは、当たり前かもしれませんが、思わぬ気付きでした。

13.専門品利益モデル

ブロックバスター利益モデルが、広く受け入れられやすいもので、大ヒットを創るのに対し、
この専門品利益モデルは、専門品というニッチなもので、特許などの新製品で利益をあげる・・・と。

12.ブランド利益モデル

ブランドで付加価値が出来るモデル。って本当にこれだけなのかな。
どうも中盤理解してないや。

OEM供給ってブランドが顕著にでるのかしらん。

11.デファクト・スタンダード利益モデル

マイクロソフトやオラクル、IBMの例が乗ってます。

スタンダードを作ればおしまい、というのではないところがミソ。
いや、というよりも、このチャオという師匠は「それで?」と問いかけてくる。
一つの答え、いや意見を出しても他にはないかと聞いてくる。
これは、まさに哲学。やばい、面白い。

スタンダードを作ることで、というよりは、スタンダードが出来ることで、
計画性が発揮できる。世の中のWindowsはまさにMSの発表で全てが動く。
かっこいいというか、完璧だというべきか。隙がない。


ブログのスタンダードを作った会社はどこなんだろう。
そもそも、ブログを始めた人は。そのソフトウェア、プログラムはどのようになっているのか。
それがフリーならば、どこが普及して、どこが一番スタンダードなのか。
ブログはスタンダードなんてないのかなあ・・・。

ああ、面白いなあ・・。


10.インストール・ベース利益モデル

あ、これ分かりやすい。ラッキー。(んが

コピー機が分かりやすいですね。
コピー機自体は利益率低いっぽいです。数%なのかしら。
でも、トナー、インク、紙などのいわゆる消耗品は利益率が高いらしいです。10%は超えるってことですね。

インストールはそのまんま、つまり設置するとか、設定するとか。
ベースは基盤の意。つまり、基盤(ハード)をインストールする利益モデルってことですな。

ここでは、ハードとソフトの違いを述べています。
利益率、主導権など。

主導権は面白いですね。
プリンタなんかもそうですけど、プリンタ買う時は買い手が普通に好きなの選びます。
が、買った瞬間から、インクなんて純正品がデフォルトですから(詰め替えってどれくらい普及してるんでしょうかね)、インクは買い手の嗜好は無視され、売り手の意向にロックオンされる(この表現好き。ロックオン。)

だからなんでしょうけど、各メーカーは、各メーカーごとに、消耗品を用意しているんでしょうね。ハード単体だけじゃ赤字とかってあるのかもかも。

9.スペシャリスト利益モデル

全てを知ることで圧倒的な利益を追求するってことでしょうね。多分。

ストーリーは読みやすい反面頭に残りにくいんですよね。
自然な流れがあるから。まあワガママですけど、だからきっちり学びたいなあと思うわけですよ、奥さん。

粗利90%以上のビジネスを生み出せ(笑)

8.起業家利益モデル

お、起業家。
揺るぎ無い情熱・・・。

それよりも、チャオの話で、数字と遊べという話が印象的。

というか、ここに出てくる参考本?全部読みたい・・。

ザ・プロフィットって、黄金色のカバーですけど、これって絶対「宝」って意味だ。
すごい本だと思う。なんで今まで読まなかったんだろ。あほだなあ(笑)

分からないこと結構出てきたんですが、それが返って楽しい。
まさにエンジンの付いた鳥人間(え

7.利益増殖モデル

23もあると絶対こんがらがるね・・・。別に覚える必要はないんだけど、おぼわりたいと思うわけで(笑)

今回のは、オリジナルの1つから、異なる製品を出すモデル。
ああ、これだけか・・・。

物語が面白くて、1日に1つモデルってのが、つらいなあ・・・。もっと読みたいっすわ。
他の本でストレスをためない(^-^;

にしても、この本評価いいですね。ダメってことは見ないなあ。
それほど良い本なんでしょうね。良書。数十年後には、古典になるかも(笑)

6.ブロックバスター利益モデル

研究開発においてなのかな。
そこで、主力製品をいかに効率良く出していけるかというモデル。

チャオの話が長い。
良く分からんぞ。ドンマイ。

とにかく、文房具屋でリーガルパッドって何か確認してきた。
黄色いレポート用紙。かなり使いにくそう。デカイ。日本人には合わん(笑)

僕もレポート用紙持ち歩こうかな。

5.時間利益モデル

このモデルは、先に市場に出すことで、最初の甘い汁を吸うというモデルみたいです。
時間先行利益モデルの方が分かりやすい。早速、著書に抵抗しだす(笑)

インテルの事例を話にでてくる投資銀行がうまく取り入れたようです。

このようなビジネスは、ほとんどのビジネスでいえそうですが、
しかし、これって当たり前なんですが、次がなきゃいけないですよね。
新しい商品やサービスを出した。。。真似される。。。じゃあ真似されたら次と。
そういうのの繰り返しになりますね。

ソニーがモルモットといわれた所以はこれなんですけど、
最後に笑うのはどっちなんでしょうね。ちなみに、模倣や真似って一時的なものです・・ね。
長期的にみればそれがいかに馬鹿げているか。分かるんでしょう。
何かからパクるのはそれでいいのでしょうが、それをそのまま使うのもどうかと。

おっと、ビジネスモデルと話がそれそうなので、これにて。
危く今日忘れそうだった(笑)

4.スイッチボード利益モデル

これは・・・難しい。よく分からなかったです。
タレント・エージェントの話をしているのですが、ピンと来ない。

スティーブがどうも落ち込んでいるようなんですが、これはチャオに及ばないからなのか、それとも推論を誤ったのか・・。

スイッチボードというのが何か良くわかりませんが、
とにかく何段階にもしかけがあって、うまく段段と利益が加速するモデルなのかなと。

課題図書も出てきてこれは面白そうです。
でも、今回のモデルはほとんど分からない・・・m(__)m

3.マルチコンポーネント利益モデル

複数の構成要素(マルチコンポーネント)で利益を出す。そういうことです。

ここではコカ・コーラの事例が。
コーラは、自動販売機、レストランなどの飲食店、スーパーなどの食料品店などで売られています。そこでは、価格が違いますよね。
自販機はまあ120円?150円。飲食店などでは、もっと高くて、カフェだと300円じゃ買えないはずです。まあ400円くらいが相場ですか。マンガ喫茶などでは、場所代もあるので、500円が相場みたいですが。

スーパーなどでは、コーラが大分安いですよね。コンビニなどで定価330円でしたっけ。それで1.5リッター買えます。単純に計算すれば、1リッターあたり、200円ちょっとでしょうか。
まあ、スーパーだと、198円で1.5リッターが売ってたりするので、もっと実際は安い気がします。

まあ、それはおいておいて。

2であげたピラミッドモデルと違うのは、同じ製品(ここではコーラ)を別の場所で、売っているというところです。バービー人形は、別製品を異なる顧客に売っているのに対して、今回のコーラは、同じ客でも、僕の場合でも、自販機やカフェやコンビニで、コーラ買っている、そういうことです。


また、ホテルの事例や、書店(この話がこの章ではメイン!)の話が面白いです。
書店の話は、
店舗販売、地元読書サークル向け、オンライン販売、企業相手・・・と色々な売り方があると。

僕のような本が好きでたまらない人間も結構隠れているので、そういう人を狙うのもありですね。(どうやってやるんだろう)
オンライン販売でも、登録することで、メールでマガジンが配信されたり、キャンペーンをうったり、オンライン販売とはいえ、色々な口がありそうです。

出版社なら当然やってるような、絵本を保育園や幼稚園に売り込んで営業をかけるのも、書店でもありかもしれませんね。まあ、どこまで現実的か分からないのですけど(笑)


他にこういうビジネスモデルが成り立つのがあるかなと考えてみます。
ぱっと思いつかないのですが、まあ宅配便なんてどうでしょう。ネコさんの。
あれは、営業所に持っていってもいいし、コンビニでもいいし。あれ、2つしかない。
でも、そうじゃなくて、めちゃくちゃ色々なサービスがありますよね。
ううん、何か違うな。難しいなあ。

チャオ、難しいよ(^-^;

2.製品ピラミッド利益モデル

このモデルは、僕の解釈では、
「商品の価格帯を複数設けて、ピラミッド上、つまり階層を設ける。
低価格の商品の意図は、他社が参入できないようにファイアウォール(防火壁)を作るために。
高価格の商品は、大枚はたいてもコレクター的に、それだけ価値があると思う人向けに売る。」

こうすることで、低価格の商品は、他社の参入を食い止める。
同時に、自社の低価格商品を買った人が、自社のより高い商品を買う可能性も出てくる。
高価格商品は、売上個数は少なくとも、一つで高売上高利益が出せるかもしれない。

重要なのは、ここでは「バービー人形」の例があり、低価格は10ドル、高価格は200ドル。
低価格は子どもたち、高価格はシニア向け(昔、バービー人形で遊んだ世代が懐かしがって買うのかな)という風になっている。
つまり、低価格、高価格は、同じ商品での価格帯ということ。

また、ここでは「ガソリン」の例も出てくるが、ガソリンのピラミッドはバランスが悪く均一のピラミッドをしてないないことが問題のような。なぜそうなるかは、高価格のガソリンがそれに見合った機能やニーズを満たしていないか、ガソリンは車が動けばいいという認識の人が多い可能性があるようだ。


このモデルは、独占市場を作れる感覚に陥りそうだが、問題は、ファイアウォールの強弱に関わりそうだ。
つまり、低価格商品に参入できないようにしても、そこに力を集中すれば、崩せるかもしれない・・・。

つまり、ピラミッドの形成が全てということになりそうだ。
ピラミッドをバランスよく作ってしまえば、おそらくファイアウォールは破られないような気がする。

パソコンなどでのパッケージソフトは、とくにプログラミング関連では、スタンダード版、プロフェッショナル版などと分かれていることがある。
これは、ピラミッドというよりも、単に価格を分けたと考えた方が良いのだろう。

チャオ曰く「ピラミッドが異なる価格の単なる寄せ集めであってはならない」という。

がっちりしたピラミッドを作る。これは結構デカイ話だなあと思う。
よって、チャオが最初に、数十億ドルという話をしたのだろう。

うーん、面白い。

1.顧客ソリューション利益モデル

このモデルは、p.21でスティーブがまとめているように、
「時間とエネルギーを注いで、顧客について知っておくべきことをすべて知ること。
そして、その知識を顧客固有のソリューションの開発に活かすこと。
短期の損失には目をつぶり、長期の利益を実現しろ、ということです。」

ということです。

で、こういったモデルを考えてみたんですが、ぱっと思いつかないものですね。
でも、最初に投資をして、後から回収するってのは、結構ビジネスにはつきものの感じが。

だけど、ここで重要なのは、「顧客」についてよく知り、コスト削減、サービス向上ってところですね。

ビジネスモデルってまあ色々あるんでしょうが、
問題なのは、最初の投資でまあ赤になっても、その後に黒になるっていうのは、
結構難しい気がします。というか、それって予測とか、推測の域を越えないわけで・・・。

つまり、今回のモデルは、顧客ソリューションで、黒にするということですが、
それって結構当たり前のようで、かなり難しいのではないかと。
何かそういうことを感じました。

例えば、ちょっと違うかもしれませんが、電子書籍のオンライン配信ビジネスだと、ある程度の(例えば、3万人)顧客を集めれば、後は黒になるようで。
会員数を増やすこと=顧客ソリューションかどうか分かりませんが、少なくともサービスをよりよくすれば、顧客も増える気がします。(電子書籍の点数を増やす、どこからでもログインできるようにする、書籍期限を増やす・・・などなど)

こうやって考えてくと、非常に面白いですね。
当たり前なんでしょうけど、利益が0のビジネスだと、倒産してしまいますからね。
おっと、紙の上では利益0っていう場合もあるんでしょうが、そういうのは無視で。

面白いですね。

はじめに

ザ・プロフィットの前書きに、毎週土曜日一回ずつ見てもらえば・・・。とあって・・・。
確かに、23のモデルを1日で読んでも頭の中を通過しちゃうんだろうなあって。

ならば、1日1つのモデルを読んでみるべさと。

ちなみに、このザ・プロフィットは、
主人公のスティーブが、賢人チャオに利益の講義をきくというものです。
なんかストーリーで読みやすくていいですね。

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