ReadMasterの軌跡

面白いことを仕掛ける。仕事を作る。ビジネスを作る。そんな日々から出てくるアウトプット蓄積場。

本読み

自分プロデュース術

古本屋にてゲット。

面白い。

・自分のことをいっているようなコピー
これは、PFドラッカーあたりもいってたような気がするが、
そういうコピーだけでなく、事柄、サービスというのをあてていくといいのではないかと思った。

何をいっているかというと、ここでは、歌の歌詞、サザンオールスターズだったり
Mr Childrenだったりの歌詞。それは皆が聞いて皆が「ああ、自分のことだ」と思うわけだ。

これは他のビジネスでもサービスでも活動でも何にでも言えそうだ。
自分のことをいってるようなことを提供する。それは別にごまかしているわけでも、
卑下になって媚を売っているわけでもない。そこらへんが分からない人には分からないかもしれない。

・やっている感とやっちゃっている感
やっている感の解釈が大分違うが、後者は成果がない、何もやってないのに、という状態だ。
やっている感は、実際にやってないのにやっている感があるというような
ある種やっちゃっている感とも似ているが、ここではポジティブな意味で「やっている」ことを
捉えている。この指摘もなるほどと思える。


・成功する人は言い訳をしない
これはその通りで、確かに言い訳をしたら話が始まらない。
全て失敗を受け入れて進むというところだろう。

おちまさとというと、テレビ番組放送作家、プロデューサーみたいなイメージか
または知らない人が多いかもしれない。
が、著者の考えは非常に参考になった。ぜひオススメ。

 「自分プロデュース」術―どうしても、すぐ変わりたい人へ (PHP文庫)「自分プロデュース」術―どうしても、すぐ変わりたい人へ (PHP文庫)
著者:おち まさと
PHP研究所(2004-09)
販売元:Amazon.co.jp
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金がないなら知恵をしぼれ!ビジネス着想100本ノック

実際には100本とあるが、60本程度しかないので、
100本の真偽は不明。

そんなことより、この本は着想というところで、
アイデアがどこから生まれるかについて、
著者の見聞きしたトピックをどんどん投げてくる。

バットマーク、ボールドとなった文章フレーズに対して、
あなたならどう考えるか。
それを著者がタイトルでいう「金がないなら知恵をしぼれ」である。
まさに知恵出しはお金は不要だからだ。

こういった良書はもっとあっていいが、
大事なことはこういったアイデア、知恵だしを常にやること。
これがなかなか難しい。
しかし、落とし込めば必ず可能。落し込みとは自分が動けるように
システム化してしまうことだ。

アイデアを出して欲しい人はきついが、
アイデアを出したい人は本をかってぜひ自分で考えて欲しい一冊。

金がないなら知恵をしぼれ!ビジネス着想100本ノック金がないなら知恵をしぼれ!ビジネス着想100本ノック
著者:岡崎太郎
梧桐書院(2010-05-19)
販売元:Amazon.co.jp
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問題解決のためのファンクショナル・アプローチ入門

視点が面白い。

色々なサービスや事柄を機能という点で見るわけだ。
カフェが分かりやすい。

カフェはお茶を飲む、休憩する以外に、
人と話をする、仕事をする、読書する、おいしいケーキを食べに行く・・・
など色々な目的がある。今では勉強すると怒られるところもあるだろうけど、
まあ長居しすぎるとね。ただ、長居してくれる客がついていることには
もっと目を向けたほうがいいかなと思ったり。おっとこれは余談。

そういった機能からみていくと、色々な課題解決が出来るという話。

個人的には、メタ化視点を強化してくれる、
デザインの意味(カップの横についてる取っては熱くても持てる用に)とかも
色々応用が出来る。

そんな視点。

問題解決のためのファンクショナル・アプローチ入門問題解決のためのファンクショナル・アプローチ入門
著者:横田 尚哉
ディスカヴァー・トゥエンティワン(2010-08-11)
販売元:Amazon.co.jp
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20歳の時に知っておきたかったこと

スタンフォード大学の集中講義。

読んでから大分経ってしまったのでパラパラと。

この本は、学生にビジネスとは何かを教えるための
プログラムというか、講師の視点が素晴らしい。起業家を育てるという視点。

象徴的なものは最初に出てくる、手持ちのわずかのお金で
それをどこまで増やせるかをチームで考える話。

これは実際にもっとやっていいと思うし、自分もやってみたいなと思ったりする。

こういったビジネス感覚を研ぎ澄ますようなこと、学ぶことは
もっともっとやっていかないといけないと思った。

20歳のときに知っておきたかったこと スタンフォード大学集中講義20歳のときに知っておきたかったこと スタンフォード大学集中講義
著者:ティナ・シーリグ
阪急コミュニケーションズ(2010-03-10)
販売元:Amazon.co.jp
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シューカツ!

久しぶりの本読みメモ。

石田衣良の作品。
結構最近のもの。一気に読めるタイミングで読んでしまった。
文庫は最近だが、単行本は2008年ちょっと古いかな。

フレーズとして、著者が主人公である水越千春に語らせているか、
または先輩OBやOGに語らせているような気がしてならない。
それは良い意味でだ。

マスコミ業界というシューカツの象徴。
つまりそれは、一連の流れがシステム化されているということ。
そして、選考に残れない(という考えもどうかと思うが)人はどんどん
手札がなくなっていく恐怖。その恐怖は何度も書かれ、
新卒というゴールデンチケットがなくなることで、仕事につけなくて、
社会の居場所がないというところまでいく。その不安だ。

しかし、そういった「シューカツ」システム自体に「誰だこんなモノを作ったのは」と
シューカツチームの良弘が言ってた気がする。

また、「シューカツを終えてもざわざわした葛藤とか、仕事に対するもやもやとか、
そういったものが全てクリアになるわけではなく、それを抱えていく」といったような
言葉も誰かが言ってる。非常に的をいているなあと思う。

おそらく著者は、シューカツ生にエールという部分もあるし、
また仕事を決める上で楽しんで、色々考えて欲しいとも読み取れるし、
また、最近の学生のシューカツを題材として書くと面白いと思ったなど
色々ありそう。

個人的には、宗田理のぼくらの七日間戦争的な、ちょっと皆で集まって
わいわいやってやろうぜ的な雰囲気が非常に好き。
中身は違うんだけどね。

シューカツ! (文春文庫)シューカツ! (文春文庫)
著者:石田 衣良
文藝春秋(2011-03-10)
販売元:Amazon.co.jp
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アイデア鉛筆

さくっと読めるけど、なかなか良い。

鉛筆を振るというのはツールでしかないので、
鉛筆が気に入らなくても別にいいとは思う。
ボールペンを倒してその方向でやるとかもいいわけで、そこはアイデア次第。

著者の考えに同意するのだけど、そもそも、
アイデアバンクというか、アイデアを貯めておかなければ、
引き出すことはできない。というのが同感。
お金も引き出すには、お金を預金していなければないわけで、ということ。

これはもっとアイデアを貯めていかないといけないのと同時に、
もっとやれるなあーという可能性をもらった。

ありがたい。

アイデア鉛筆 たった一振りでチャンスをつかむ面白発想法アイデア鉛筆 たった一振りでチャンスをつかむ面白発想法
著者:渡邊 健太郎
日本能率協会マネジメントセンター(2010-07-30)
おすすめ度:4.5
販売元:Amazon.co.jp
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人生の100のリスト

これは面白かった。
著者の自伝的なものもあるけど、それは100のリストに基づいて、
それを達成した話、達成できてないものもあるが、ほとんど達成されている。

著者が19歳の時に旅をしていて、その旅先で書いたということだが、
それをあとで再現したという100のリスト。

非常にダイナミックに著者が人生を楽しんでいるのが分かる。

早速自分も100のリストを書いてみる。

 人生の100のリスト (講談社プラスアルファ文庫)人生の100のリスト (講談社プラスアルファ文庫)
著者:R.
講談社(2008-05-20)
おすすめ度:3.0
販売元:Amazon.co.jp
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プロデュース入門

これは相当勉強になる。

著者の最も言いたいことは、
コンセプトというコアを固めてあとは大船に乗ったつもりでいけ、
ということではないかと思う。

もちろん、プロに任せること、ソフトなプロジェクト(建設などのハードではない)は
色々波があるので、判断は難しいが、そういったところを
丁寧に対応していくことで、必ずコアのところに戻ったりするときに、
コンセプトに戻れるかだ。

失敗はそのコアの固まり具合によっていけるかどうかで決まってくる。

良書。また読み直したい。

プロデュース入門―オリジナリティが壁を破るプロデュース入門―オリジナリティが壁を破る
著者:平野 暁臣
販売元:イーストプレス
発売日:2009-12
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世界をよくする100の方法

ぱらぱらと読むのが良いかも。

社会貢献って言葉をどこまで疑いながらも、
どこまで納得して動けるかがポイントかもしれんですね。

世界をよくする簡単な100の方法 社会貢献ガイドブック世界をよくする簡単な100の方法 社会貢献ガイドブック
著者:斎藤 槙
販売元:講談社
発売日:2008-04-19
おすすめ度:4.0
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楽する発想

面白い・・・。

何度も読んで、エッセンスを活かしていきたいっすね。

おすすめです。

「楽する発想」―8倍仕事ができる整理をしない仕事術「楽する発想」―8倍仕事ができる整理をしない仕事術
著者:鳥井 シンゴ
販売元:無双舎
発売日:2010-06
おすすめ度:5.0
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アイデアはどこからやってくる?

メディアアーティストの岩井俊雄氏の本。

14歳の世渡り術という面白いシリーズを河出書房が出しているようで、
その1つとなる。

中学生くらいにも分かりやすいように漢字にはルビも振ってあるし、
文章も平易だが、アイデアについてきちんと書いてあって良書だといえる。

アイデアは結局どこから降ってくるわけでもないので、
考えるしかないのだけど、見るポイントみたいなものはあるし、
そこが大事かなといえる。

この本は、普通?は、ビジネス書系の本だと、
コンサルの人とかが多い中、アーティストがこういった本を出すところが
非常に面白いと思える。きっと価値がどんどん増していく本になると思う。

要チェックで。

アイデアはどこからやってくる? (14歳の世渡り術)アイデアはどこからやってくる? (14歳の世渡り術)
著者:岩井 俊雄
販売元:河出書房新社
発売日:2010-06-11
おすすめ度:5.0
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松浦弥太郎の仕事術

久しぶりの仕事術系の本。
著者の思考をなぞるような形で読める。

が、批判的に読む癖もあるので、
少々戸惑ってしまった部分も多い。
つまり、バランスとして、分かるところもあれば分からないところもある。
そういう感じ。

丁寧な感じで毎日を過ごすって感覚は、
それは、毎日がルーチンっぽくないのか、それともルーチンでも丁寧なのか、
または、コツコツなのか、バラエティー豊かなのか、
コントローラブルなのか、正直分からない。別にこの本の主旨ではないが。

ただ、思ったのは、自分らしくというのは漠然としているが、
そうやって生きたいし、そうやって今までやってきてよかったなーとか、
一瞬思えただけでも幸せな自分を感じている。

松浦弥太郎の仕事術松浦弥太郎の仕事術
著者:松浦 弥太郎
販売元:朝日新聞出版
発売日:2010-03-05
おすすめ度:5.0
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生活考察

雑誌カテゴリに入るかもしれないけど、
結構濃いのでエントリ入れ。

生活するってことを
主に文筆業とかライター、作家の人が多いけど、それだけではないが、
その人達の暮らしぶりというか、考えるところを綴ってある。

非常に読み応えはあって、楽しい。
大体において、自分はこういう暮らしをしているが、といってなんかダメだダメだって
自虐的であるわけでもなく、なかなかそういったポジが自動的に作られた印象。

生活、暮らす、楽しい、何か。
色々よみどころはあるが、結局、毎日の生活ってなんだろうということを
たまに考えるときがあると思う。
が、そんなときに読むと色々考え始めるきっかけになりそう。
創刊号ということで、次も読みたい。

http://d.hatena.ne.jp/fiddle-stick/
 
 

ライフログのすすめ

面白い。
で、実際にやろうかなーと思うのだけど、
コストがなーってことでやめておきます(笑)

ただ、画像でメモるとか、アイデアは全てメールで飛ばすとかは
大分普通になっているので、そこらへんうまいところ回したいかも。

一番面白そうなのは、メモを電子化するのだけど、
個人的に消したい、というか完了マークを直接物理的につけたいので
そのストレスが発生しそうなのがデメリット(笑)

ただ、電子記録、ライフログもっと色々やってもいいかもなあとか思ってるところ。

ライフログのすすめ―人生の「すべて」をデジタルに記録する! (ハヤカワ新書juice)ライフログのすすめ―人生の「すべて」をデジタルに記録する! (ハヤカワ新書juice)
著者:ゴードン ベル
販売元:早川書房
発売日:2010-01
おすすめ度:4.0
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iPhoneとツイッターは、なぜ成功したのか?

うーん、読み応えがあった。
どちらかというと、成功の軌跡を丁寧に追うというよりも、
著者の意見と視点から、読み解くというものか。まあ、それがいいのだけど。

いくつか、ネタも収集できた。
例えば、「コラボ」という著者の知人の共有オフィスなどは面白いし、
マイクロワークというワードも面白い。

それらがツイッターがインフラになることでますます
可能性が増してくるなど動きが感じられる。
 
ここで、コラボの文章も少しある。ほぼ著書と同様だろう。コラボで検索してもらえれば。
http://www.firstdecade.net/blog/one-person-has-various-jobs/

世の中にはたくさんの働き方があるとおもう。
働き方x何で仕事とするかxあとその金額、というところで、分かれて行くかなと見える。
例えば、今までは、一つの仕事で稼ぐxかつ就職するというのがあって、
それがベターでかつ、選択肢がそれしかなかった。
でも今は、2つ以上の仕事でどこかを本業にするものの、その稼ぎをバランスを取ってというのも
可能になっていくことが出来る。

では、正社員とかそういうものがなくなるかというと、
それはないと思う。電子書籍と普通の本と一緒の関係といえばそうなるか。

久しぶりにワクワクしてきた本だった。
ワクワクというのは、今後が楽しくなるという意味。
上のURLで、インタビュー形式では見えるのでぜひ。

iPhoneとツイッターは、なぜ成功したのか?iPhoneとツイッターは、なぜ成功したのか?
著者:林 信行
販売元:アスペクト
発売日:2010-04-26
おすすめ度:3.0
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農民になりたい

脱サラというか、農業を志す人で農家になるルポ。
面白い。

農家とか興味ある人は読んだ方がいい。

一番のポイントは、相当しんどいけど、それにみあった面白さを
見出した人は農家をやる、みたいなところかしら。

農民になりたい (文春新書)農民になりたい (文春新書)
著者:川上 康介
販売元:文藝春秋
発売日:2009-07
おすすめ度:5.0
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フリーで利益を生み出す45の鉄則

なかなか面白い。
本家FREEを読んでないが、こちらをまず攻めてみた。

簡単にいえば、
フリー=無料だけど、価値があってこそFREE戦略となる。
また、GoogleやGREEのように、大きなところがやるものは
なかなか真似はできない。

戦略として、自社のコアなもの=その程度に価値があるものを
FREEにしていこそ意味がある。
それで経営がどうとかまでは書かれてないが、
無料だからこの程度というのでは、その魅力としてのFREE戦略は発揮できない。

が、この戦略自体は、サンプル戦略といって昔からあったものだ。
化粧品のお試し版。試食品。結構転がっている。

返報性の原理、人は、1回入り口をくぐると、
次はとても入りやすくなる。その意味で、
FREEで入り口が入りやすいと、見込み客が増大するということになる。
それが全体の5%であったとしても。

パクるところは、
コンテンツというイメージをして、そこからコンテンツメーカー、
いや自分の言葉でいえば、「アイデア」をどの「アウトプット」にするかということで
著者にとても共感できる。

言葉は何にでもバケルし、様々なものを創れる。
それは各コンテンツ作成のコストが低くなったということもあるし、
ネットの知識偏在といってもいい。今、ネット<本というのは、
ある種、アナログだが、悪くない。でも、それが「正しい」かどうかは、
議論が分かれる。図書館の司書がいらないわけではないが、
図書館がなくても、ほとんど自分の調べるものが済むことがある。
信頼性や信憑性については、経済的政治的なフィルターがあれば、
Wikipediaのようなものが成功した例をあげれば、
あれが特殊な例なのかということでOKだろう。

さくっと読んでいい本かも。

FREEで利益を生み出す45の鉄則FREEで利益を生み出す45の鉄則
著者:小川忠洋
販売元:アスコム
発売日:2010-05-17
おすすめ度:4.0
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会社再生ガール

会社の再生物語。

若干というか、大分、山田氏の女子大学生会計士を
参考にしている気がするが・・・表紙なども。

内容は、再生というところを、
なるべく専門用語を使わずに、小説としてうまいところ伝えたといっていい。

が、ちょっと気になるのは、
この本の読後感はいいが、会社再生について理解を深める動機というか、
フックになりにくいなあと個人的に思ったりする。
興味ある人なら、別の観点で読むし、また、興味がない人は小説だから
読めるけど・・・というところかな。

思いを伝えるのはいいし、再生の醍醐味とかも伝わるものもある。
けれど、そこで何をするかなーということを考えてしまった。
多分、この本だけじゃないんだろうけど。

会社再生ガール会社再生ガール
著者:田中 伸治
販売元:青月社
発売日:2010-04-02
おすすめ度:5.0
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デザイン思考が世界を変える

むーさすがIDEO面白し。

ただ、マインドマップはお世辞にも見やすいとはいいにくいかも。

デザイン思考家がなんぞやというところよりも、
結局、デザインという考え方が、「デザイン」といった瞬間に、
「デザインデザインしたもの」になるからこそ、「スモール」dのdesignということが
あるのだろう。それくらい、デザインは特殊だと思われるが、
実は普遍的にある。デザインという単語の解釈で大きな可能性であったり、
創造性を失うのは勿体無いと思う。

この本から学ぶべきことは、もっと大事なのは、
デザインとかデザイン思考という言葉に惑わされることなく、
まずは観ることで、アイデアと観る、または実践のラグ(時間差)を
極力なくすことではないかと思えた。

それだけでも十分だ。

デザイン思考が世界を変える―イノベーションを導く新しい考え方 (ハヤカワ新書juice)デザイン思考が世界を変える―イノベーションを導く新しい考え方 (ハヤカワ新書juice)
著者:ティム ブラウン
販売元:早川書房
発売日:2010-04
おすすめ度:5.0
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僕の人生全て売ります

インパクトはいい。アイデアもいい。
でも、これは企画自体が面白くて、本自体はどうかと思ったり。

イーベイで全て身の回り品を売るという企画をし、
品々を買った人のところへ 回るという企画。
どちらも違う企画としているかもしれないが、流れはそんな感じ。

抽象化すると、
・個人の思いつき=アイデア

・そのまま実施して、面白く
して、
・関係者を作り(買った人、出版者など)
・形にした
といえる。

同じようなアイデアを思いついても出来ない人の方が多いだろうし、
また、実際に身の回りのものを全部売るのはフツーにすごいと思える。

ただ、本として、この本は面白いかというと微妙。企画を評価したい。
アイデアを使えるなら、使いたいかなと。
つまり、自分の全てを売るとかね。

僕の人生全て売ります僕の人生全て売ります
著者:ジョン フレイヤー
販売元:ブルースインターアクションズ
発売日:2005-07
おすすめ度:5.0
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ゲームデザイン脳

これはヤバイ。

ゲームの話題は当然多いが、
それをなるべく平易に書いているところで、
発想、仕事、企画の立て方としても全然考えられると思う。
というか、参考になる。

著者のゲームデザインはシンプルで、
まず、逆から考える。
例えば、著者が感じたこの感覚=快感だったり、不快なものを快に変えたりするような
日常の発見をゲームという「メディア」で表現する・・・ということ。
勝手に例をあげれば、
例えば、スーパーで安いおつとめ品を発見した嬉しかった感覚を
ゲームとして成立させるにはどうすればいいか?

それは、仕組みが必要で、プレイヤーがどう感じるか、
バランスなど色々な要素があるが、基本的に、
最終的に、キャラクターや主人公が出来上がってくるという感じ。

実現したい感覚があって、それをゲームというメディアで表現する。
ゲームというか、テレビゲームといったほうが正確だと思う。

色々なエサ、仕掛け、フック、飽きさせない工夫があって、
なるほど、ゲームもユーザーの感じるところと、
デザインする側の違いは普通にあるなあと思ったりする。

確かに、テレビゲームが飯の種だからといっても、
普段ゲームをしないというのはとても分かるような気がしているというか、
最近よくわかる。

ここでの気付きは大きく一つあって、
実は、今自分たちが作っているQLというチームは、
そうやってゲームというか、ここでいうデザインをしているのだなと思う。
創造をデザインするというか、いつでも作り出せる何かを作っていくというか。
それが面白い。

この本は買いかと。

ゲームデザイン脳 ―桝田省治の発想とワザ― (ThinkMap)ゲームデザイン脳 ―桝田省治の発想とワザ― (ThinkMap)
著者:桝田 省治
販売元:技術評論社
発売日:2010-03-12
おすすめ度:5.0
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リ・クリエイティブ表現術

なかなかいい。
ただ、友人にすすめたほど良くないかも(笑)

チューニングという言葉でこの本はもっていると勝手に思ったが、
チューニング自体は、メンタルというか、例えば自分と向き合うみたいな、
そういうこと、自己啓発的といえばそうなるが、それを
書くという行為または表現することにおいて
きちっと見出すという視点がいいと思う。

どっちかというと、批評(クリティックという言葉が出てくる雰囲気)が
根本にあるのでそこには注意。
例えば、表現といっても、あるアートをみてどう感じるかを
徹底的に書き出していくみたいな感じ。批評家といえばちょっと違ってくるので
あえてそういわないけども。

リ・クリエイティブ表現術―発想‐チューニング‐書き方リ・クリエイティブ表現術―発想‐チューニング‐書き方
著者:津田 広志
販売元:新水社
発売日:2009-02
おすすめ度:5.0
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生活者発想塾

二度見して買い。

これは面白い。
博報堂らしいというか、文章が平易だけど、
また短いのだけど、きっちり図のVisualと文章のバランスがいい。
さすがだなーと思ってしまう。

発想というところで、かなり参考になったというか、気づきになったのは以下の3点。

・自己紹介を数値でやる
これは、結構その人が出てくるので面白いなあと。
僕なら、8年で本を1200冊近く読んでいます。といえば、本好きをPRできるだろうなと。
皆さんもどうですか?
釣り費2万、自転車に月1000キロ以上とか。
なんか、「本が好きですとか、釣りが好きですとか、自転車よく乗ってます」
というのをより、ビビッドというか、とてもその人が見えて楽しいあなと。

・数値が表す人生
年齢をとってくると、時間の深さが大きくなるが、行動範囲が短くなる。
体積は変わらないという話なんですが、これかなり面白いなあと。
要するに、若い時は、やはり過去はないので、現在から少しの未来、
または少しの過去になる・・・んですが、
年をとると、現在の行動範囲も少ないので、最近が1週間ではなく、
一年前だったりするわけです。これが時間軸が大きくなるということ。

でも、体積は変わらない。
さて、ここからいえるのは、体積が年をとっても変わらないなら、
体積を今のうちに大きくしてけば、後からもっと振り返りが楽しいということになって、
とても楽しいのですが、どうでしょうか?

例えば、今、行動範囲x時間=1という体積だったら、それを2にしたら、
ここでは、行動範囲を広げるしか、対処がないですが(笑)
そうすれば、もっと未来が楽しいなあってことになると気づいたり。

・食情接近
これは食事と情報が接近しているということですが、
こうやって写真を、生活のものをみていくだけで、
色々分かるってのは、IDEOっぽいなあと思って。
要するにそれって、一人を見ているだけでも、全然面白いなと。
皆がどうというより、一人からみていく面白さ。
演繹的というかは分からないんですが、面白そうです。

総じて、視点が面白い。
生活者という視点は消費者ではなく、
生活をしている人からスタートしているというだけで、
十分読む価値がある。
発想にも役立ちそうです。


生活者発想塾生活者発想塾
著者:博報堂生活総合研究所
販売元:日本経済新聞出版社
発売日:2010-04-12
おすすめ度:5.0
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「空気読み」企画術

いくつか気づきあり。

空気読みというのをポジティブに捉えて、
本質に突っ込んでいく。ストーリーをきちっと作れるから、
プレゼンに強い。

例えば、面白い企画=よい企画ではないという話はよい話。
これは、どういうことかというと、クライアント=お客にとって、
課題を解決するものではない、「面白い?」「僕は面白いんですが」ということになる。
ありがちだが、結構やってしまう。
事実、現プロジェクトの見直しにも使えるなあと。
自分が面白いものってほとんど意味がない。

で、ここが問題だけど、自分が面白いものをやりたいなら、
それは趣味でやるか、少し形を変えて人にやってもらうか、自分でやるなら、
まあ言い換えだけれど、人を巻き込む(利益がないとだめだから)ことになりそう。
さらに突っ込んでおくと、自分が面白いと思わないものを、
いやいややっている絵を思い浮かべる人はいそう。
でも、人のやりたいことを手伝う、その人のメリットがあってこそ、
最終的に自分に残るというステップは何度も繰り返されている。

つまり、お客さん=エンドユーザーとか、企業とか=お客さん、
そして最終的に自分のもとにくる。皆、関係者がハッピーであるというのは
絵空事ではなく、真実だ。
で、印象に残ったのは「ただの良い人」にならないこと。
それは、自分にきちっと利益が残るように考えることであって、
この作業が苦手な人は多そうだけど、もし残さないと、
「ありがとう」で終わる可能性は高い。

実は、ここらへんは、いくつか自分でもやってみないと分からないのだけど、
下手な人の方が多い。自分としては、多分、大きく口に出して主張してないけど、
実は結果云々の話で、結果が必ずついてくるのでその忍耐の時期であって、
ついてきたら、ガンガンだしていく。つまり請求していくのだけど、
ここは手順を間違えるというか、間違えようがないけど、そうやっていくとしている。

イメージの共有。
相手に何かを伝えてイメージ、とくにターゲットとしてのペルソナ=対象の具体像、人物像、
また企画のイメージとして、課題が解決する前後、そして利益をもたらすかどうか。
ここらへんを押さえておけばまずいけるけど、なんでそういう課題解決のアイデア、
または企画になったかもストーリーやら、考えたプロセスを物語る必要がある。
個人的にはイメージの共有できるようにするには、
TSUTAYA本にもあった「企画は既にない領域」を「分かるように説明する」というところで、
なるほど、ここと同じだなあと感じた。

つまり、相手に伝わった上で断られるのはいいけど、
そこまでいかない、または話すフィールドにあがれないというのも事実。
多分、それは数がまだまだ少ないので、どんどんこなしていこうと思う。数稽古ってやつですね。

この本は、企画の本質を突いてて、
どちらかというと企画よりも、経営的にも使える・・・感覚に自分は受けた。
企画を通す=事業を創る、または運営していくというイメージなので、
これまたTSUTAYA的にいえば、事業会社はイメージできないだろうが、
企画会社なら経営もほぼ同様だといえるだろう。

あと、空気読みに対する著者の見解はうまいと思う。
空気を読むというのをポジティブにとらえて、その強みを出していく。
時代の流れを読んだ上で、かつどこを狙うかを考えていく。

作り方も詳細に書かれているが、これは多分やってないと
ほとんど意味が分からないまたは、イメージだけで
使えないかもしれない。まあ、当然のことながら、
企画を創る人向けだから、実践でやっているのは当然なのだけど。
例えば、風呂ナシ物件の企画と、デジカメの販売企画とあるが、
思ったより細かく書かれているので、トレーニングには売ってつけだ。

情報がストックされてそれを使えばいいというよりも、
自分のアンテナと世の中の動き(これは自分を世の中に入れないということで、
もちろん影響を受けている面は大きいだろうけど)を見ているかということで、
色々なターゲットとか、企画自体のものを色々詰め込んでいくのがいいというところ。

当然、著者の会社は何をやっているか興味を持ったので調べてみる。

「空気読み」企画術「空気読み」企画術
著者:跡部 徹
販売元:日本実業出版社
発売日:2010-03-18
おすすめ度:4.0
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あっ、ひらめいた!

ボブ氏の新作。
面白い。

アイデアについて色々な視点からトピックがある。
ありきたいだけど、アイデアってやっぱなんかこの言葉の響きに、
肯定が隠れているような気がするなあと。

楽しい感じがしてる。
アイデア不足とかアイデアのトラウマがある人はそうじゃないだろうけど。

 あっ、ひらめいた!あっ、ひらめいた!
著者:ボブ 田中
販売元:実務教育出版
発売日:2010-03-24
おすすめ度:4.5
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創るセンス 工作の思考

うーん、自由に生きるだっけ、それが良かった人は
読んだ方がいい。根底に流れるメロディーではないけど、
思考が同じだからこそ、両方チェックしたい。
こちらのほうは、作るということにかなり突っ込んでいるのがいい。

気付きをいくつか。

・ビジネスプランはデジタルではなくアナログ?
これは、何か企画をするとか、そういうことって
デジタルではないなあと。アナログだなあと。
なんでかというと、人、情報を編集しているからであって、
それ以上のことはない。企画をつくるとは、結局そういうことで、
企画作家とは、そういう企画をつくれる人だと思っている。造語ですが。

計画を練るのは自動的で出来るものではない。
もし、自動で計画されたものなら、何か味気ない、
させられている感が強いだろう。仮にそういうプログラミングをしても。


・子どもの育て方はプロダクトアウトで。
著者は教育はできないといっているが、それは本人の姿を
見せるしかないからだが、まあそうはいっても、色々やっているかもしれない(笑)
で、育て方については、子どものやりたいことをやらせるのは
望ましいかもしれないけど、それってマーケットインみたいな感じがする。
でも、実はそれが温室になることもある。
紙一重の印象があるが、そこに例えば、好奇心、自ら作るというと、
温室になりえないなーと。そこが大事かもしれない。

なんで、人の評価とか、仕事において必要なんだけど、といって、
人に評価されにくい技術の過程、または結果もあるが(この辺はぐちゃっとしてるが)、
やはり、仕事にするというところにこだわると、
参考になるかもという点が多い。

・自分でできないという白旗を立てる
これは、一言でいえば、できませんということだが、
もちろんそういうことがいえるいえないのレベルから、
言ったあとの次の一歩とか、何があるかとか、そういう話もある。
でも大事なのは、自分の必然性みたいなもので、
それが必要なら、必要性で、それをやるだろうし、
必要でないならやらないし。
ここで大事なのは全てやらないということだ。
大事なことは実は結構ゆっくり、そして自然に身についていくものではないかと。
そんな感じ。

・言葉というのはデジタル
これは、概念を表す記号という意味合いだ。
これは良い喩えだなあと。言葉ってアナログってイメージがあるのだけど、
確かにトーンとしてはデジタルだ。
これは説明が若干いるが、思考は言葉でしか考えられないという、
話が出てきて、著者はそれはない、映像でいけるぞという文脈の中での話。
自分の感覚では、どっちもいえるが、どちらかといえば、
話している時は反射なので、言っていることは常にリアルタイムで止められない。
で、何かいおうとした概念、それは一瞬でふっと出てくるもので、
どちらかといえば、イメージであって、言葉ではない印象がある。
何かを常に思い出す、刺激されている・・・という感じに近いと思う。

だから?からか、刺激的な会話というのは、
相手によって自分が刺激されている・・・文字通りだけどね。

・自動販売機の工作
これは結構しんどい話だ。
工作の楽しさでもあるが、分からないことが多い。
説明もできないし。でも、何か面白そうな気配がある。
好奇心でカバーしたい。というか、工作的な何かしたいっすね・・・。


・抽象
自在に生きる・・・でも同じ抽象化という話が気になったのだけど、
ここでも同じ。
抽象画は本質的であるとはいってないけど、抽象は、
結局、具体的にいえば、工作などで鉄を削る・・・というところで、
実際には鉄を削って、削ったカスは見えないくらい小さくなったり、
または削ったものは削られて・・・となる。
そこで、無?になって、削ったときには何も考えずにその作業ができる。
そして、工作のセンス、というのがすなわち、生きるセンスというのに
つながるという話になるのだが、とても面白い。

実際に抽象化とは、抽象画が好きな自分にとっては、
ある種余白であって、具象ではない良さがあるのではなく、
曖昧があるからではないといっていいと思った。
何を言いたいかというと、 抽象ということを、具象から考えることで、
実際に、そこにある本質が抽出される可能性が高いことに気づいた。

だから、仕組みは抽象的な思考が求められる。
具体的なアクションが不要ではないのだけど、
それらを頭で実際にAという人物、Bという情報、そしてCという機会などというように、
分けて考えることができるのと、実際に行動力があるとは
結構別のセンスがいるのではないかと感じた。
これはとても大事な気づきだと思う。

・楽しさは自分でつくるもの
これは、「楽しさ」というものを「仕事」におきかえてもいいのではないかと思った。
何をいっているかというと、自分で仕事を作るという感覚がないと、
とてもじゃないが、企画はできないし、提案もできない。
また、利益やキャッシュポイント、想定されるトラブル、課題、管理・・・諸々のことは
とてもじゃないが、面倒でやりたくない人は多いだろう。
企画の水面上のものは、結構「キレイ」なものばかりだ。
しかし、水面下では水鳥が必死に足をもがいているのだ。
それが表に出てくるまでの「苦労」(苦労という言葉はかなり嫌いだが)というものになるだろう。

もし、楽しさを与えられているとか、与えてもらうものだと思ったら、
多分何かどっかで考え直したほうがいいのかもしれないなとすら思った。
幸いにも、自分はそういう考えはなく、楽しさも自分で作りたいと思っている。

そして、人生がつまらないという若者の相談を、それは君がつまらない人間だからというのは、
論理的に無茶なようにも聞こえるが、多分正解だと思った。
なぜなら、周りがバカばっかだという人は、まず自分がバカである可能性が高いという
信頼できる話があり、また、僕の経験でも、文句を言い続ける人は、
実は自分が文句の発生源、または文句をいうことによってよりも、
その別のところで、その人が文句そのものである(笑)ことが多いからだ。

一生懸命やるというのもこの類だ。
一生懸命やるのは悪くない。でも、一生懸命にやることが目標ではない。
多分、そうすることで何か伝えるのだとか、何か結果になるだとか、
過程に現れるだとか。だから一生懸命やっている人が、
一番、一生懸命やってるのに、というのはまずいパタンかなと思ったりする。

自分の人生がつまらないなら、それは自分がつまらないからであって、
多分人があなたをつまらなくしたことはないのが大きい。
とはいえ、環境もあるので、もしつまらない人ばかり周りにいることに
気づけたのならそこから脱出のチャンスと捉えることができる。
が、意外にそこから脱出のチャンスとは考えない人は多い。


・作る習慣を取り入れる
これはやりたいなーと思ったが、多分自分の中では、
電子工作や日曜大工はちょっと厳しいかもしれない。と、今更だけど。
多分、いけそうなのは、プログラミング、そして料理あたりがいけそうだ。
企画でも個人プロジェクトでわいわいやるのももっとやれると思うので、
そういう作るというのが面白そうだとも思ったりする。

総じて充実した本だった。
この本は、多分、自己啓発でも、ビジネス書でもない。
きっと、森博嗣の哲学本というのが、一番近い。
著者の感覚をなぞれば多分、一教育者風で全く教育者ではない理系の建築学者が、
小説とかマルチな感じの人で、その人の今までも生き方において、
作るってことを重要視してきたよ、という意見であり、考えの表明であるといえるかもしれない。
と、長くなったが、かなりオススメの一冊である。

創るセンス 工作の思考 (集英社新書 531C)創るセンス 工作の思考 (集英社新書 531C)
著者:森 博嗣
販売元:集英社
発売日:2010-02-17
おすすめ度:5.0
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社会を動かす企画術

レビューを忘れてました・・・。

ホメパト、あとJ-WAVEの面白ゲストの大きく二本立てです。
SMILESHAREみたいな考えも好きなので参考になります。

簡潔に言えば、
どうすれば面白くなるかを考えている著者だからこそ、
色々な発想ができるということですね。

どんどん真似していこうと思います。
ぜひ、おすすめです。

社会を動かす企画術 (中公新書ラクレ)社会を動かす企画術 (中公新書ラクレ)
著者:小山 薫堂
販売元:中央公論新社
発売日:2010-04-10
おすすめ度:4.0
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デザインが奇跡を起こす

大分前に読み終わってたのをうっかり忘れてました。

デザイナーである著者のMERRYという活動を
メインに。著者の商業デザイナー時代から結構な苦労が
書かれています。

参考になるというと、あっさりしすぎですが、
デザイナーはもちろん、ソーシャルってキーワードにフックがある人、
アンテナがある人はMERRY自体が参考になるかもしれません。

デザインが奇跡を起こすデザインが奇跡を起こす
著者:水谷 孝次
販売元:PHP研究所
発売日:2010-01-09
おすすめ度:5.0
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クラウド仕事術!

クラウド的に、どこでも仕事をする。
そんな仕事術。

マルチモニター化については、
全く関係ないと思っていたがやってみると、相当使えるかもしれない。
見える領域が大きくなるとなんだか思考にも良い影響を与える気がする。

ので、それだけでもGETしただけでも儲けもんだ。
マルチモニターについては、解説は省略するが、
要するに、PC1台で2ディスプレイ(プロジェクタでもいい)を使えるもの。
株とかやっている人は、一杯みたいから普通かもね。

残業ゼロ! 時間と場所に縛られない クラウド仕事術 (アスカビジネス)残業ゼロ! 時間と場所に縛られない クラウド仕事術 (アスカビジネス)
著者:岡田 充弘
販売元:明日香出版社
発売日:2010-04-12
おすすめ度:4.0
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臨機応答・変問自在

著者の講義で、学生のQAをまとめたもの。
非常にユニーク。質問が講義に関連していないものを
とりあげたからだろう。

教授というと企画力がなさそうだが(偏見)、
さすが森博嗣というべきか。

端的に答えるのは、簡単なようで難しい。
何でもそうだけどね。

臨機応答・変問自在―森助教授VS理系大学生 (集英社新書)臨機応答・変問自在―森助教授VS理系大学生 (集英社新書)
著者:森 博嗣
販売元:集英社
発売日:2001-04
おすすめ度:4.0
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アイデアをカタチにする仕事術

この本はそういう観点があるとは分かっていたが、
どちらかというと、デジハリの同一ではないが、
プロデューサの資質をつける講義というかワークというか、
それから派生している気がした。

要するに、創造力などの「あまり本気で科学的に身につけよう」と
しない部類のことをやろうとしている。
こういうのは好きかどうかというと、かなり好き。科学的だから。
それがすぐに分からなくても。

何も不思議な本ではない。
ただ、プロデュースについては、そういった資質7つの力と、
それらをまとめた・・・感で終わってしまったかもしれないーなというのが
正直なところ。

多分、アイデアをカタチにしたい人は、
この本を読んで出来ることはないと断言したい。
もちろん、その手の読者を一網打尽にする狙いはあるかもしれないが(笑)

成功者から学ぶのはいいかもしれないが、
自分の失敗のほうが、他人からよりも学べるものは多いことも、
いいなあとか思ったりする。本著と無関係だが。

アイデアをカタチにする仕事術アイデアをカタチにする仕事術
著者:吉田 就彦
販売元:東洋経済新報社
発売日:2010-02-26
おすすめ度:5.0
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はじめて語られる 企画の「虎の巻」

共感できるところが多い。

事業を行う人でなくても、企画力は必須。
が、なぜかそれを鍛えるとかそういう発想がある人が
天然記念物レベルなのは、まだまだ動きが自分に足りないことでも
あるかなーと。とはいえ、そういう人にあったからどうだってこともあるのだけど(笑)

タイミングや運もあるわけで。

ポイントは、CCCって会社が、事業会社でなく、企画会社ということ。
アウトプットが事業となるのは同一だが、
そのコンセプチャルなところ、つまりブラックボックス化されてみえないところで、
企画ありきでスタートしているところが違う。

それは、企画は吹っ飛んでいるところでポジションがあるといい、
それを理解してもらうには、分かるところでイメージしてもらって
「伝える」しかないというのは、本質的だと思う。

自分はいいと思っていても、それを伝えるのは難しい。
相手に動いてもらうにはかなり力がいる。
なんで、そういうことってしんどいやーみたいなことで辞める人がいるけど、
辞めてくれる人が多いほど自分にチャンスが回ってくるから、
がんがんこの本を読んで挫折を味わってくれるといいなと(笑)
そうすれば、チャンスが増す。

なんて不健全な読書のススメだろうかー。
とりあえず、買いですな。かっとけ!

はじめて語られる企画の「虎の巻」はじめて語られる企画の「虎の巻」
著者:増田 宗昭
販売元:毎日新聞社
発売日:2010-03-20
おすすめ度:2.5
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思考のダイエット

これも抽象化。圧縮。

そんなところをダイエットという言葉で
表現しているような印象。良い意味で。

判断を早くするには、間違ったら元に戻る。
道に迷うときって、素直に元の道に戻る余裕があると
実は迷わずいけることが多い。逆にカンでやると、大抵終わる。
これって結構大きなコストだ。

今日から始める思考のダイエット今日から始める思考のダイエット
著者:佐野 研二郎
販売元:マガジンハウス
発売日:2010-03-25
おすすめ度:5.0
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アイディアのレッスン

外山シリーズということで。

P.146にある、
アルコールでないものをアルコールにするみたいなプロセスの話がある。
これは、アイデアでないものをアイデアにするレトリックとして
使っているのがとても面白い。

実は、世の中には、視点という言葉があれば、
人には「それは戦争」だといっているのに「それは守るため」というのであったり、
「防衛」とかなんか色々あったりする。
実際には、事実、真実は1つしかないのだが、それを「人」が見る時点で、
思惑や見方は変わる。だから、何々側の立場によれば、こうなるが・・・という
「事実」になる。

さて、それは若干悪いニュアンスだが、
良い意味でいくと、実はアイデアは、事実に対して最低2点以上は提示できることになる。
どういうことかといえば、ドーナツの裏表であり、甘さ具合であり・・・ということだ。
そのドーナツを表からみる人と、裏からみる人は感想が違うでしょうということだ。

こういった「例示」は、実はあくまでも例示でしかない。
ドーナツを表から見ているように「見ている」人が、決してドーナツを裏からみえるように
なることはない。これは訓練が必要だが、自分がどっからみているかをまず知ることから
はじめていく作業が必要だと思われる。

アイディアのレッスン (ちくま文庫)アイディアのレッスン (ちくま文庫)
著者:外山 滋比古
販売元:筑摩書房
発売日:2010-02-09
おすすめ度:5.0
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時代を変えた江戸時代の起業家たち

江戸のビジネスということで、面白い。
色々学べるところが多いかもです。

例えば、昔の商売は、今でいうこれ・・・とかね。

時代を変えた江戸時代の起業家たち時代を変えた江戸時代の起業家たち
販売元:アクタスソリューション
発売日:2007-12-10
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思い通りに働く!

例えばこれは会社員で読んでいたら、
全然違うんだろうなあという感想を持った。

ここにでてくる若い人は、自分で何かをトライして、
そして今形にしているものがある・・・人たちばかりだ。
そのレベル感は色々あれど、多分影響力ある20代って
そこまで多くないというか、ある必要がないというか。
なぜなら今後に伸び代がどれくらいあるかのほうが大事で、
前は結構有名な人だったんだよーとか、そういうのはあるかもしれない。

ともかく、色々なやり方というか、
その人のドラマみたいなものがあって、参考になる。
自分が心地よい働き方や人生を追求してもいいし、
もっとタフに鍛えていくとか、 色々選べるというか、
そんな自由があるような気がした。
それを自由というかどうかは分からないけれど。

思い通りというのは、自由というよりも、
自分が描いている仮説を試す、みたいなところで
得られるリターンというような気がした。どうだろうか。

思いどおりに働く!―20代の新世代型仕事スタイル思いどおりに働く!―20代の新世代型仕事スタイル
著者:宮脇 淳
販売元:エヌティティ出版
発売日:2010-01-28
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日本語擬態語辞典

擬態語。
そこに興味をもってみたので。

発想というか、アイデアもこういった「イメージ」をわかせる言葉から
出てくるという感じはある。

「がーといって、ばーん」

これで何をイメージできるかは人によるが、
そこで通じるなら、一気に「言葉」が「立体化」して「動画」となる。
Youtubeの動画をみるくらいのイメージ能力は人間にはあるわけで、
それが想像とか創造の面白さだろう。

人はそれを思いついたら、形にすることができるみたいな。

脱線。
この本は英語もありで、外国人向けだったのか、
そんな色々な擬態語の辞典となっている。
五味太郎のイラストがいい味をだしている。

だらだら生きるのでなく、しゃきっと生きるか、
ピンと一本筋が通っている生き方をしたいですね。

日本語擬態語辞典 (講談社+α文庫)日本語擬態語辞典 (講談社+α文庫)
著者:五味 太郎
販売元:講談社
発売日:2004-06-18
おすすめ度:4.5
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後世への最大遺物

内村鑑三の講演録。
この内村鑑三自体をほとんどしらないのが、
とある人がこの本の一節を引用していたので思わず探した。

結局、自分のレベル感では、結構限界があって、
何を言っているというと、自分とのつながり、または人を動かす、
そして、流れを作るみたいな。あとは、自分の生きている時代の感覚に
どうしても左右されちゃうから、後世、例えば今後を担う人々にとって
何を残していったらいいかとか、残せるものがあるのかとか。

多分、大それたことじゃなくていいので、何か考え方とか、
こういう人間がいるんだよって色々いいたいというか、言い続けていくことが
楽しいのかもしれない。

後世への最大遺物・デンマルク国の話 (岩波文庫)後世への最大遺物・デンマルク国の話 (岩波文庫)
著者:内村 鑑三
販売元:岩波書店
発売日:1976-01
おすすめ度:5.0
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「ひらめき力」の育て方

発明、特許が際立つがそれは動かぬ実績である。

著者は、
・失敗もたくさんしてこそ成功がある
・メインの業務と自分プロジェクトで分けて考える
・プロフェッショナルアマチュアであたる
・3割でヒットさせる
など、非常に、またさらに自分の考えを強くさせてくれるような、
そんな気付きが多かった。

プロフェッショナルアマチュアとは、結局アマチュア的、
つまりは素人的に考えてアタックしていかないと、良い発想やアイデアが
ないということ。もちろん、基礎的な考えはいるが、学んでいくことで
それに縛られるというのもある。だからといって、学ばないのがいいわけでもなく(笑)

メインとサブ、または自分のテーマとして分けるのは、
著者が便宜的?かどうかはおいておいて、サラリーマン研究者といったら
語弊があるのだろうか、企業の中で研究者としてやってきたからこそいえる形だろう。
これは多くの技術者にはとても参考になるかもしれない。
仕事でやっていく大きな流れは必須だが、ただ、自分のテーマとして温めておいて
いつでもリリースできるという周到さ。こういうのは素晴らしいと思う。

3割でヒットは、3割バッターと同じ。
あまりにも当たらないのもあれだが、ヒット率を確実にあげていくには、
ヒットを打ち続ける必要があるが、その前に打席に立つ・・・つまり、
アイデアを出してトライするという行為が最も重要になってくる。

それらをやってこそ、ヒットが出てくる。確率をあげる以前に、
アイデアのトライが少ないことが多いこともあるが・・・。

発想本というよりも、技術系、または特許などの出し方というか、
その著者のプロセスがとても参考になると思う。

「ひらめき力」の育て方―だれも思いつかない、だからビッグビジネスになる「ひらめき力」の育て方―だれも思いつかない、だからビッグビジネスになる
著者:大嶋 光昭
販売元:亜紀書房
発売日:2010-01-29
おすすめ度:5.0
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地元の逸品を世界に売り出す仕掛け方

サムライ日本プロジェクトなかなか面白そう。
サイダーは飲んでみたいかな。

この本は、総合プロデューサーとして、
活動してきた軌跡が書かれていて、
地元のまちおこしではないけど、何か生み出していく
ムーブメントというか、そういうところで参考になる。

地元の逸品を世界に売り出す仕掛け方―「知る人ぞ知る」を「カネのなる木」に変える地元の逸品を世界に売り出す仕掛け方―「知る人ぞ知る」を「カネのなる木」に変える
著者:安藤 竜二
販売元:ダイヤモンド社
発売日:2009-07-03
おすすめ度:5.0
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「独立コンサルタント」でメシを食う技術!

面白い。
コンサルタントに、独立という冠がついているのは、
例えば、コンサルタントでも組織=ファームなどに所属する形態があるから。
なんとか研究所とかも。もちろん独立性は高い気がするけど。

本著では、英会話学校からスタートした著者の年収や経歴が
丸裸にされていて、非常に参考になる。
個人的には「コンサルタント」という気は自分ではしないけれど、
仕事的な作り方とかで出てくるかも。

いくつかアウトプット。

・街を歩いていても旅行に行っても、レストランで食事をしていても、いつもキョロキョロ(観察)しているので、
傍からみると、「遊んでいても仕事をしているみたいだね」と言われますが、
逆に言えば、マーケティングコンサルタントは「仕事していても遊んでいるみたい」なのです。

これはマーケティングコンサルタントに限らず、
仕事の中の遊びも、遊びの中の仕事も、どちらも境界はないだろうと思ってたり。
だから、仕事の中では仕事しかなくて、遊びの中には遊びしかないってのは
どう考えても自分ではわからなかった。わからなかったというよりも、
そういうのって自分の中ではしっくりくるものがないというか、
問いとして疑うというか、なんだろうという感覚があった。
そういうのをきちっと証明というか、立証してくれるという意味でありがたい。

・何でもやってみた
若い時は、実績がないので、結局体験数という数だったり、
その体験を自分の中で落としこんで語れることで、
稼いでいく。稼ぐとはお金ではなく、価値として相手に提供し、信頼の糧とすること。
全くそのとおりで参考になります。

・コンサルタントとして独立すると、他の経験がボディーブローのように効いてくる。
これは僕でいえば、ITのことだったりするわけですが、
そういうのって確かに大きい。別に企画のことばっか考えていて
全てが進んでいるわけではないので。


・「すてきな人と出会いたい」と思っているつもりでも、実は「だれか俺を助けてくれる人はいないかな」と思っていませんか。
これは結構ありそうで、実はこのマインドでは何も起きることはない。
名刺交換から生まれるビジネスはあるけれど、そもそも名刺を配った人、交換した人が
どういう人か分からないわけで。だから名刺を配っても仕方がないというのはある。
が、とはいえ名刺を誰かに渡す必要がない、ってことではない。ここは間違えるというか、
間違える人は多い。分からないから。

自分の中で、提供することを、自分が相手に提供するということを
していくことなしに次はない。逆にそれができるかどうかでまずは一つのハードル。
それが継続的にできるかどうかで、次のハードルとなる。

・失うものは何もない。Nothing to loseの精神。
失うものあるよ!安定だよ、というのがありますが、
そういうところで色々動けない人は多いかもしれない。
確かに原点にかえると、失うものってほとんどないわけですが。

・独立して成功を収めるには、自分が最も得意なことで勝負する必要がある
これも大事なことなんですが、得意なことというのが何か分からない人も結構いそうです。
まあ、そういう人はそもそも独立しない方がいいというのが、結論ですが、
自分のこれでいくんだというパワーのすごさは本当に驚くべきなはずです。

というわけで、かなりオススメです。
独立する人はもちろんですが、独立してしまった人が参考にすると
とてもいいなーと思います。

独立コンサルタントでメシを食う技術! (DO BOOKS)独立コンサルタントでメシを食う技術! (DO BOOKS)
著者:池田 紀行
販売元:同文舘出版
発売日:2004-09-14
おすすめ度:4.0
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塩の道

塩。
その流れというか、塩の道自体に
興味を持った。

塩は人間にとって必要なものだが、
現代で塩不足で死ぬとか、ありえないことかもしれない。例外はあれど。

山には、塩がないから、
海岸沿いで、海水を蒸発させて塩をとる。
海から山へは交易などをして、文化が伝わる。

ここがポイントだと思うのだけど、
何かものが伝わるとは、「そのもの」だけが伝わるのではない。
人や文化、例えば「もの」なら調理法や食べ方などが伝わるし、
そこで、「学問」も伝わるかもしれない。

そういうのって日本国内で今あるかというと、
実際には新しいことはそんな形で伝播していくものになるだろう、きっと、
たぶん、おそらく。

塩の道 (講談社学術文庫 (677))塩の道 (講談社学術文庫 (677))
著者:宮本 常一
販売元:講談社
発売日:1985-03
おすすめ度:4.5
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学生よ、旅に出ろ!

旅本って比較的好きなんですが、
この長尾さんの本も、やはり旅人の考えというか、
思考の整理というか、流れが「旅する場所」と「思考」が
リンクしているのかなーと。

つまり、ある国に旅したときにこんなこと考えたみたいな、
そういうことが国を訪れるか、同じことを考えるかで
どちらかを思い出すのかなーと。

旅に行きたくなったら旅にいっちゃいましょう。
そして、旅出来ない人も、これで旅気分を味わいましょう。

学生よ、旅に出ろ!~現役大学生の世界一周物語~学生よ、旅に出ろ!~現役大学生の世界一周物語~
著者:長尾 良祐
販売元:文芸社
発売日:2010-01-01
おすすめ度:5.0
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ロードサイドのハイエナ流。

面白い。

若気の至りとあるが・・・、
井戸さんも今でも十分に若いと思ったり。 

飲食店って、日銭が入るのが魅力なんだよなー。
そんなことだけいってちゃいかんけど。

今後も色々やってほしいっすね。

「ロードサイドのハイエナ」流 コスト1/5のムダ0(ゼロ)経営術 (ワニブックスPLUS新書)「ロードサイドのハイエナ」流 コスト1/5のムダ0(ゼロ)経営術 (ワニブックスPLUS新書)
著者:井戸 実
販売元:ワニブックス
発売日:2009-12-08
おすすめ度:5.0
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プレゼンテーションZen

プレゼンってものを 退屈な時間みたいな、あと面白くないイベントと 思っている人は必見かも。

気づいた点としては、

・プレゼン資料と配布資料はやっぱり別
→当たり前なんだけど、これできてないこと多いので。

・伝わるメッセージを絞る
→あれもこれもというのは、なんでも一緒なパタン。
何を伝えたいかは決まってきそう。

・写真素材などきちっと使う
→いかにもクリップアートみたいなものでテンションを下げない。


プレゼンテーション Zenプレゼンテーション Zen
著者:Garr Reynolds
販売元:ピアソンエデュケーション
発売日:2009-09-07
おすすめ度:4.5
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iPhoneアプリ成功の法則

面白し。
アプリ開発とか興味ある人はみておいていいかも。

iPhoneアプリ成功の法則iPhoneアプリ成功の法則
著者:日経BP社出版局
販売元:日経BP社
発売日:2009-12-17
おすすめ度:4.5
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ファストアイデア25

これは買いです。

アイデアに詰まったら・・・バスに乗る。
バスって視点が違って楽しいんですが、
結構通じる人いない気が。
大体停留所の名前って見知らぬ土地だと、
いや住んでいても分かりづらい名前ですし、
そういうので心おどる要素もあります。

だじゃれ。
ダジャレって実は、言葉を最低2つ含めているので、
圧縮度が高いんですね。だから1回で2つ以上伝わる。
それって抽象度が高いといっても、間違いじゃないかと。

サッカーのフィールド。
例では、内部プロジェクト はJリーグ、
外部プロジェクトは、Wカップみたいな、正確でないかも、
そんな話が。
要するに、プロジェクトをどういうメンバーで構成するかで、
どういったイメージがしっくりくるか。
これかなり大事ですね。

ファストアイデア25 「 発想スイッチ 」 で脳を切りかえるファストアイデア25 「 発想スイッチ 」 で脳を切りかえる
著者:秋山 具義
販売元:二見書房
発売日:2009-12-01
おすすめ度:5.0
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成功するアイデアノート

フレッシュネスの栗原氏の本です。

面白い仕事を自分自身がやりたいというのは
全くもって同感です。
この点において曇があると、長続きはしないですし、
また色々なところで、広がりがなくなるんじゃないでしょうか。

こういう話をすると、
皆が面白いと思って仕事をできるわけがない、みたいなことを
言う人がかならずいますが、
まず最初に疑うべきは、そういう人は前提として、
仕事を面白がってやることはないでしょうね。

この本は、前作?、起業はとことん面白いこと・・・というような
本の続きではないですが、氏の考えが色々あって面白いです。

フレッシュネスバーガー社長の成功するアイデア・ノートフレッシュネスバーガー社長の成功するアイデア・ノート
著者:栗原 幹雄
販売元:アスペクト
発売日:2009-11-26
おすすめ度:4.5
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ひとりビジネス

なかなか面白い。

3点に絞る。
印象に残ったところ。

・企画を持ち歩く
書籍の企画書を常に持ち歩いているというのは、
我ながら反省。書籍もそうだが、企画を持ち歩いていないのに、
企画会社をやっているといっていいか?と。
昔でもないけど、何か別の本でも、誰かと会うとわかっているのに、
自分をPRするものを持っていない・・・というのは失格だみたいな話を
思い出した。

それは全くそのとおりで、多分、理由はおいておいて、
本気とか真剣ならそのレベルはやるということだろう。
そういうわけで、塩漬け気味の企画フォルダ、さらには名刺のVerUp、
そしていくつか一押しのコピーを持ち歩くことにする。

こういうのは目標を立てなくてもすぐにやっちゃう。

・営業のプロ
代行として営業をする。名刺を何枚も持っている。当然クライアントの代行。
ビジネスとして、売れる会社に持っていくというのだが、
そもそもそういう会社を抑えているというところがポイント。
普通は売り込み先=闇雲、だから売れるわけがない。
当たり前だが、そういう見込みがクリアになっていくには時間はかかるわけで。
でも、不可能ではなく、王道。

・アート代理店
女性がそういったギャラリー企画、アート企画の話。
面白そうだが、儲からない感はある。まあ、儲かるようにすればいいのであって
自分も結構、というか、限りなく近いことをしていると思っている。
1億のつまらない仕事より、100万の面白い仕事を取る。
1億って多分使いきれないだろうし。

ひとりビジネスとして、色々な、個人のフリーの取材。
面白いので興味あれば一読を。

ひとりビジネス―転身・独立で幸せをつかむ (平凡社新書)ひとりビジネス―転身・独立で幸せをつかむ (平凡社新書)
著者:大宮 知信
販売元:平凡社
発売日:2008-04
おすすめ度:3.5
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死神の精度

伊坂さんの。
なかなか面白い。伊坂さんっぽい作品。

死神は音楽が好きってのはいいなあ。

映画化もされているようですね。

簡単にいうと、死神から人間を見ると、
色々なアイデアは出てきそう。

あと、世界観として、死神が可と出すかどうかってのは
限りなく覆らない、つまり、大体死ぬのは面白いかはおいておいて、
そんなものかなと。

最後の話は限りなく、死神=主人公の女性と
重なっているのが面白いかも。

死神の精度死神の精度
著者:伊坂 幸太郎
販売元:文藝春秋
発売日:2005-06-28
おすすめ度:4.5
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