いわゆる、ひずみとか、ずれとかいうのは、
何か、横に一本等間隔、もしくは不等間隔で並んでいて、
その間隔の間にあるものに注目・・・って
書いていても分かりづらい。

例えば、国境だ。
国と国の堺というのはある。
でも、その国境って一体どちらに属するか。
やや物騒だが、非武装地帯みたいなものかもしれない。

そういうのを土地とかではなく、
時間に適用してみよう。

実はそういうのは、脳とか色々、仕事ハックなことでも
言われているはずーだけど、
例えば、時間が1秒の刻みであるのは、単位の問題だ。
自分の最低時間感覚。こういうのは大事だ。

昔、学生でお金がないとき(今、あるとは一言も言ってないが)
ブックオフの1冊文庫100円が、最低単位の「本を買える単位」だとして、
そういう意識があったから、
学食の飯は微妙に安くなかったけど「ふむ、4冊分か」とかやってた。
多分、こういうのは本ではなく、好きなものとか、
趣味で金かけているもの(ゲームだとか、旅行だとかね)で、
換算することは多いんじゃないだろうか。

実はそれとほとんど同様というか、同様に考えて、
時間も仕事完了単位で考えていくことには意味がある。
1タスクに対して、15分だとする。15分とは、大分大雑把かもしれないが、
人によって違うだろう。コピー10部で、1タスクとすると、15分くらいで
出来るかもしれない。もちろん、効率性を考え、コピー機の前で
突っ立っていることはいけない。休みたいならそれでいいけど(笑)

つまり、何かのタスクに対して、自分の基準時間があるとき、
それらは、どれくらいの時間なのかは把握しておいたほうが
いいかもしれない。
時間は、1秒刻みでOKだけど、でも、1秒単位で動く人はまずいない。
というか、できない(笑)

少なくても、「秒刻みのスケジュール」といっても、
それって比喩だろう?もしやってるなら、そのスケジュールだしてくれって。
そういうことになる。
10分単位くらいが最高じゃないかと。

で、そういう時間感覚が違う人が出会うと衝突は確実に起こる。
ある人は、例えば僕なら、15分のここでの状況でのロスは、
重大な意味がある。と思うのに対して、相手は、30分くらいなら、
別にどうでもいいとおもうような、むしろ「暇で30分つぶしたい」
くらいの、感じが漂っていて、その人の時間単位はとくになし、
という場合、
確実に何か起こりそうだ。

ある人にとっては、この時間帯は色々動けるから、
価値が違うんだよ、というのもあるんだろう。
全くその通り。

自分が一人でいる2時間と、誰かといる2時間は全然異なる。
それは、時間共有というよりも、時間感覚をそこである程度、
お互いに落としこんでいるからではないかと思う。

多分ね。

で、そういう時間感覚最低基準時間みたいなのがあって、
もしも何か自分にあってない「時計」で動いているなら、
それは調整する必要があるかもしれない。
例えば、15分ではなく実は1時間のほうが動きやすいんだとか、
いやいや、3時間だとか、1日であるとか、1週間だとか。

短距離と長距離の違いみたいなものかな。
自分がどちらに合うかなんて、いくつかやってみないと
分からないわけですな。