なかなかよろし。
概要的には、アイディア創造喚起+自己啓発本かなと。いわゆるビジネス書。
アイディア喚起というのは、アイディアスポッティングという言葉から派生させる?
例えば、探索するとか、そんな言葉を並べている。

自己啓発というのは、偉人や学者や芸術家の言葉がいわゆる「格言」風に
ほぼ毎ページに1つは書いてあることと、
各タイトルの表題がややメッセージ性が強いということかな。

印象に残ったのは、
・没頭するなら没頭すること
・羅生門問題(笑)
・「質問してバカを演じるか、質問せず、そのままバカでいるか」
・ぬるま湯脱却
・「世界は1冊の本。旅しなければ1頁読んだにすぎない。」 聖アウグスティヌス
→これは長田さんのオリジナルかと勝手に思い込んでいた。そうじゃないのか!
アウグスティヌスは神学者みたいですね。

この印象に残ったところからいくつか求めると、
自分に必要なのは、羅生門で下人になりきることかもしれないとか
アサッテの方向を目指すことにしよう。

格言とか、アイディアとか全然興味あるっす、みたいな人はぜひ買ってみましょう。
装丁のカバーをとった中のデザインが好き。装丁の色はちょっとなあと(笑)


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