涼しい夜、ちょっと冷えるが、
夜空は満月だった。

腕を伸ばし、天に突き出し、
人差し指をたてる。

その指を両目でじっとみる。

自分がどこか地球上の一点に立っているという
客観視。

不安とか、苛立ちとか、焦りとか、仕事とか、
やりたいこととか、どうでもいいと
思える瞬間が確実にある。

なんで生きてるの?
なんで君は生きているの?

問いは、発生させなければ、どこかに眠っているだけ
なんだと思う。いきなり目覚めたとき、
その眠りから目覚めたパワーをコントロールできないって
いうのはありそうだ。

だから、定期的に、起こすことにするんだ。
悪いやつじゃない、可愛いっていうやつもでないけど。

ぐっと、拳を握り、力を入れてみる。

大きく息を吸ってはいてみる。

少しだけ声を出してみる。

足を前後させてみる。

腕をぶらぶらさせてみる。

生きているという実感を得たい。
がために生きているのだろうか。

何をしていいか分からないという問い。
それは程度が大きすぎる。

世界は
単純に考えれば単純で
複雑に考えれば複雑だ

刺激は 過剰にやればストレスで
過少な刺激だと、ぬるくなってしまう。

絶妙なパスを出し続けることは、結構辛い。
が、何度かチャンスと、挑戦する時とタイミングとか
考慮すれば、結構出せるものだ。素人なりに。

どんどんパスは出していく。
それは他人にはもちろんだが、
自分にもまず出さなきゃいけない。
自分に出すパスも、他人に出すパスも、
結局は同じことなんじゃないかと感じる。

歩き続けよう。ただそれだけだ。