完敗である。
全く歯が立たなかった。

自分が生きていていいのかと。(最近それ多いね)

底辺があったとする。
それこそカムイ伝みたいに、百姓にも色々あって、
百姓の下には下人がいて、さらには非人がいて。
それでも生き、不条理などというものがあれど、
そういうルール(封建制度か)があれども、生きた。

という視点からいえば、ニートを「ふざけんな」と一括することができる。
ただ病気であると片付ければ、対処法を考えるしかない。
後手後手にならないように、予防はどうだ?
例えば「子どもがニートにならないように・・・」というセミナーなり、
があるみたいだ。なんかすごく馬鹿といったら怒られるんだろうけど、
本質的に何か間違ってる。違和感なんてものじゃない。NGなのだ。

逆に考えれば、カムイ伝みたいなものを読んでいたら、
自殺する人も半分くらいにはなってるかもしれん。
いじめなどはおそらくなくならない。戦争も争いもなくならないだろう。
これは現実で、でも人はいじめなどないほうがよく、戦争などない方がいい。

面白いことに、どうも、戦争がない方がいいという人は、
戦争をしたい人以上に動く気がする。いや、動かなくてもパワーがある。
いじめている人間は、面白いことに、いじめられている人間より、
実際に例えば学校でいじめをしていて、卒業して、じゃあ働くえー年になったとき、いじめられていた人間のほうがパワーがある。
これは推測だが、人の感情を大切にできるのは、痛みを受けた方だ。
もちろん、いじめの肯定ではない。

大分前に、勝者の理論だが論理だがで、アメリカって国は
負けたことがないから・・・とか、そういう話があった。
戦争を多くして負けないはずがないのだろうけど、
第二次世界対戦で、負けを経験してないのは大きいと。
逆に日本人で戦争で負けた意識がどこまであるかは疑問だけど、まあなんとなく。

負けたことがない人間は、負けたものの気持ちなど分からぬ。
逆に、勝つ人間は負けた時の気分になりたくないから勝つというのもあるけど。
ま、そんな話もあるね。

それで、話を元に戻して、
完敗である。

僕って何という問いに答えるなら、馬鹿である。

がんばれ自分。許せ己。