ふむ。
後で気づいたけど、この著者の「会社で働くということ」は読んだ気が。

中学生くらい向けってことで、大分説教くさい。
説教は嫌いではないが、核となるような指針はおそらくこの本にはないと見る。

参考になる程度ってのがやっぱり良いのかもしれないし、そういう本だとも思う。

ありきたりなことを述べても、例えばそれが「自分次第である」というものでも、なんでそういえるのかをその人が考えたものを提示してくれるだけで、
面白くなる。そういう印象はこの本からは受けない。
で、僕が中学・高校くらいにこの本に書かれていることや考えがなかったのだろうから言えることだといえば、それまでであるが。

逆に自分が成長しているという見方もできる。まあ、それでいいか。
というわけで、働くって何かを考える上では、あんまり参考にならないかも。
それは、中高生がじゃなくて、僕のような働くって何かを考えたときに、参考になるだろーと思って読む人にとってね。


働くって何だ―30のアドバイス働くって何だ―30のアドバイス
森 清

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