ダチとの会話より。

もったいないから、さらに使えるから物を使うそうだ。
なるほど、それは分かった。
でも、どうなんだろう。

もったいない、というのは、そもそも「捨てる」ものに対して向ける考えだ。
と、僕は思っている。
だから、捨てるものを使えるから、最終的に「もったいない」から、
使うだけなのだ。

その物が、とてもボロボロで、見るに耐えないものだったら、
やはり貧乏臭く見えてしまうかなと。
実際はどうか分からんけど。

で、ターゲットとなったものは、別にボロくはない。
ただ、恥ずかしさがある。
ダチ曰く「恥ずかしいからといって新しいのを買いたいかというと、
それを買うなら、もったいないから、使えるし使い続ける」
というわけだ。

ふむ。なんかしっくりこないが、理解できんといってとりあえず、
別口で攻めてみた。

例えば、愛着があるものとは「もったいない」から使うものは
違うかどうかとか。
お金をかけるからこそ、大切にしているものってあるじゃないかと。
それはどうかと。

結局、単に横に並んで歩く自分が恥ずかしいだけだったのかも。
そういうダチは、横に並んで歩く人間のことまで考えてはなかったとみるが(笑)
まあ、それもダチらしく、いいではないかと思った。
さすが己(おぃ

それで貧乏臭さというのは、
別に「貧乏」である必要がないというか、条件ではない。
貧乏ではない人が貧乏風なことをするから・・・そういう臭さがあるのだ。

お金の使いどころによって、その人の価値観がかなり別れる。
例えば、服にお金を割く人は、服が好きなわけで、
あまり服装を構わない人はまず理解できないだろう。
ちなみに、僕はこの考えがようやく分かってきているといっていい(笑)

また、本にお金をかける人に対して、本をとくに読まない人は、
なんでそんなものに金をかけるか分からないだろう。

ブックオフ100円で1冊を、学生時には単位としていたが、
例えば「1飯で5冊買える」とか、そういう感覚は好きじゃないとやれないものだろう。

カメラ好きの人がいる。何万もするレンズやカメラを買う。
これは僕は分からない。

ブログや文章に時間を割く人。あ、わたし。
これも分からない人は多いだろう。まあ好きだからねえ。

食べることにお金を使う人。これ、最近分かってきたかな。
やはり、金使うだけサービスはよくなるしねえ。
サービス代とか場所代ってのは本当価値がある。
安ものだけ見ていると、ハンモックから落ちる気がするね(これは比喩ですよ)


見られることとか、他人の目とかって意味からいってみると、
結局それは、「他人の目を気にしている」というよりも、
全く他人の目を気にしない人もどうかと思うという考えなので、僕が、
だから、ある程度は、姿勢を整えるべきだと。

という意味で、身の回りの品は大事にしたい。
と、同時に、お金をある程度かけたいものだ。


捨てる技術って本がベストセラーになった。
リサイクルするより捨てる方が安く済むこともある。
LCA的にいって、結局ケースバイケースで、
だからといって、どうだとは言わないけど。

一方に進むことで確実にそれは意見になり、見方が変わるのだから、
やはり、全人みたいなのにはなれないっすね。
それは究極的にいって、人に関心のない世捨て人になる。
もちろん、現世を捨てたからといって「ダメ人間」だとは思えない。
ただ、僕はそれは嫌なだけであーる。