大分前にちょっと話題になった気が。
内容は技術書じゃないけど、ITエンジニア向けかもね。
いや、そうでもないか。ITとかプログラミングとか興味あれば
面白いと思われます。

結構耳に残るというか、面白い視点があって満足。
ハッカーと画家の共通点というか、類似点って何か。
そいつは、表現だと僕は考えていたんだけど、多分この本も
同じことをいっていると思う。

さらに、p224に「画には終わりがない。ただ描くのを止めるだけだ。」とあるように、それは、「プログラミングには終わりがない。ただ書くのを止めるだけだ。」と
そのまま置き換えられるってところも同じかなと。
まあ、終わりがないというものは絵だけじゃじゃない。
すべての表現というのは、自分が飽きることがないだろうから(変化はあれど)
だから、表現は終わることはないんだろうとにらむ。

エッセイ+技術ネタみたいな感じか。
普通のやつらの上を行けか。

普通に読んでて面白いわ。エッセイの訳だから、
たまに「技術用語としてそのままなのか」、それとも「日本語訳」できないのかって怪しい用語ではなく、表現がでてきますけど、
訳書ってのはまあそんなもんだと思いませふ。

さあ・・ハッカー目指すかな。


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