ダチからの発掘物。
おもしれー。ただ5店舗が期間中開店するイベントが以外に少ない。
そこが気になった。
本の街のヘイ・オン・ワイの取材はかなり新視点。これはやばい。
本の街でも村でもそんなのあったら最高だ・・・。でも、飽きそうな気がする。
飽きたら本好きとはいえないかもねーといいつつ、頭いってーんじゃこらー。

他には、ゲストトークとしての対談あり。これ面白い。
とくに取次の人の話は視点として新鮮だ。

書店→取次→出版社とあった場合、さあ、どうあるべきかみたいなことを
勝手に考えるわけですが、やはり真っ当な人間なら対等に扱うべしでしょうな。
そこらへんは人次第だなーとか思うわけです。さあなんの話ですかねえ。

とりあえず本好きはよんどけーって感じでお勧めっす。

あーどうでもいいことですけど、「キッパリ」って本のことがかかれてた。
なんか問題があったらしい。本の内容ですな。
それは「どこでもメモれ」みたいな話で、書店にある本もメモれーみたいなところで
結構、抗議来たらしい。ほう・・。

韓国で一番デカイって話の本屋も対談中にでてくるけど、
そこ僕も行きましたけど、確かに座って本読んでる人いる。
あと、平積みのところを占拠して読んでる人もいた。邪魔だ(笑)

日本ではそれやるとかなりマズイっすけど、で、話はかわって、
本の内容をメモるのは、やや反則かなーと思ってます。
金ないなら、覚えて帰れって思いますわー。で、金あるなら買えと。

まあ、本屋ってのはくつろぐ場所じゃなくて、本を買う場所であると。
そういうふうに仮定すると、やっぱカフェとか設置するのもどーなんだろうーとか
変なことを考えてしまうまなわけです。

といいつつ、自分はそういうことをやりたいと思ってたりしますけどねえ。

ちなみに、この本は書店のスタイルとか本屋ってののあり方の提示といって
間違いないんですけど、客側の視点はそんなに語られてないので、
そこは注意が必要かも。まあ皆無ではないと思います。
もっといえば、客の声なんぞ書店員なり、古本屋なりが声として聞いてるわけだから
いいのかもしれませんと、いえますけどね。

例えば、お客が書店に何を望んでいるかなんて、売り上げとか声とかでしか
分からないでしょうしね。まあなんの商売でも一緒か。

本というものがなくなるとかなくらないとか、そういうのって
ネットが広まると消えていくサービスとかっていう意味では、新聞も同じですかね。

多分、語感の転送とかって相当進まないと無理だから、
やっぱ、アナログ感はなくならないんだろーと思ってますけどね。
バランスはデジタルにかたむくのかもしれませんけどね。

変な話、レトロだとか古いものを、奇をてらって単にその場だけですすめるのか
それとも、本当にイカしているので(笑)すすめているかってところだけで
ぜんぜん違うことになる気がしますね。

あと、Amazonの出版年表記間違ってるっぽいっす。
ポット出版社のページで確認してみました。
http://www.pot.co.jp/pub_list/pub_book/ISBN4-939015-86-6.html Amazonだと2005年ですけど、これ2006年の4月っす。最近ですわ。
1年も間違えちゃうことあるんですね。まあどんまいAmazon。


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北尾 トロ 高野 麻結子

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