うーん。たまたまある本屋で、チラシが目に付いたのでチラシをもってかえって、買った。
なかなか面白いが、なんでこの人ホームレスやってるのか分からん。
旅の良さは共感。って、この人旅のよさなんて書こうとはしてなくて、してるかもしれんけど、
タイトルにあるように、自分のスタイルにこだわり続けるんだろうなーって、それが今ホームレスってところに
あるんだとにらむ。

多くの人間が、普通を振る舞いながらも、普通は嫌だと思っているように思える。
本来の自分がこれだと、そういう自分を出せる人は限られる。中にはそういう人間もいない人がいる。
そうなりゃ結構辛い人生だ。誰も自分のことを分かってくれないと思う。徹底的な孤独。
明るい人々の話声は全て憎悪になり、明るいライトも自分の存在を照らすものとしてうとましくなる。
生きている意味なんかない。死にたいが死ねない。かといって生きていたいとも思わない。
そうなると、手を切って赤黒い血をみて、そしてその痛みで覚醒し、なんとか生を保ってしまう。

って、これは本とは全然関係ないけど。
でも、沖縄旅の本だけど、手作り感があって、非常に好感がもてる。
ただ1つだけいうと、僕は一人で生きていける自信はなかったりすると、なぜか思ってしまった。


このようなやり方で300年の人生を生きていく―あたいのルンルン沖縄一人旅このようなやり方で300年の人生を生きていく―あたいのルンルン沖縄一人旅
小川 てつオ

キョートット出版 2005-08-15
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