ウェブ進化論と比べちゃうと濃さが違うかな。
まあ、それはしょうがないっすよ。と、なんとなく。

印象に残ったのは、著者の所感的なところはどうでもよくて、
組織の考え方が、個のパワーを最大限に発揮できる集まりみたいなものと
とらえている、もしくはそういう時代だといってるような気がしたところ(笑)だ。

知識の分散化とか、都市の強み(九州はアジアとの接点で、北海道はバイオで、
名古屋は自動車で燃料電池とかの開発で、京都は哲学・ベンチャーでとかね。)
結構そういうのはどうでもいいというか、著者の所感、感想、というレベルでしか
ないので、説得力はあまりないなあと。視点は好きだけど。

僕に置き換えると、例えば本のアジトをつくるとか、私設図書館作るとかいってるけど、
これはやっぱ利用者とか、なんでそんなことをするのって人を多くというよりも、
最低限一人は説得できなきゃだめなんですわ。
もちろん著者には、そういうのは自分の知恵のおすそ分け的なもので、
アイディアをぽろっと出してみただけのことかもしれないけどね。
ま、そこはいいとしても、もっと突っ込んだほうが良い気がするわけですわ。

つまり、色々書きすぎた感があるわけです。だからまとまりがないという気がします。
批判的にみれば、最後に教育論ってなんかねえと。別に著者に狙いはないとにらみますが、
まあ、どうでもいいところかもしれませんな。

経営学とありますが、経営学は関係ない気がします。
というと語弊がありますが、まあオススメしませんってところで。


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