エッセイっぽいけどそうでもない話。というか実話だろうけど。
CowBooksという気になる本屋が登場するが、松浦氏の本に対する考え方とか、
本屋に対する考え方などが参考になる。

また、このシリーズが、「就職しないで生きるには」という気になるタイトルで、
最もそれは仕事しないで生きるってことではないということ。

自分のことが理解できた日を「セカンド・バースディ」というそうな。
これは素敵な日ですね・・・いやあ、いいねえ。

作家を志すというか文章を書く人で、文章がうまいとダメという話があり。
それは、作家になって文章をうまく書くというのを目指すわけじゃないから
みたいなことが書かれていた。なるほどと思う。
うまく書くということは、どういうことかを考える必要があるので、それはスルー。
要は、うまい文章よりも、何を表現して伝えたいか。文章を武器にしているのが
作家だろうよ。だから、文章がうまいとか関係ないってことになるってことかな。

最低で最高という言葉はなんか気にいっちゃう言葉。
意味合いをうまく咀嚼できないのでスルーしときますが、かっこいい言葉としておきますか。

あとは、編集でのあらさがしな話。
文章があって、それを粗探しするか、うまいところを伸ばしていくかみたいなこと。
んなのは、後者が良いにきまっちょる。なんでか?気持ちええからですが。
そりゃ悪いところは悪いでいいさ。でも、普通って全て良いで埋められるわけじゃなくて、
良いところがあったということじゃないですかー。
というわけで、粗探しを始終するってのはアウトですな。うむ。

シリーズで気になるところです。調べてみるかなあ。


最低で最高の本屋最低で最高の本屋
松浦 弥太郎

DAI‐X出版 2003-02
売り上げランキング : 35,183

Amazonで詳しく見る
by G-Tools