面白かった。

作家というのを単独職業と捉えるのではなく、二足のわらじとして
扱っているのが面白い。いや、別に「二足」だから職業として「楽」って意味ではないだろうし
そこらへん誤解なきよう。と、著者は言っていると思うけど。

日々会社員なりで、働いている人はネタが一杯転がっているから
例えば経済小説とかの格好のストックになるって。
で、さらに給料もらえるからそんないいことはないって。

まあ会社って捉え方次第なんすけどね。
実際に学ぼうとしている人の方が圧倒的に成長が早いですし、
そういう人は会社にとどまらないというのはなんとも皮肉ですかね。
でも会社って別にとどまるべきものでもなんでもないしね。
そういうところは、偏にこだわらないほうがいいところかなあ。

週末作家という言葉はともかく、とにかく書いていくこと。
そして、経済小説とか本を出した人とかって会社員やりつつって人が多いことが分かって
面白そうだなと感じたこと。この2点が良かったなあ。
この本って書くことが好きじゃない人は手取らないだろうなあ。どうでもいいけど。


4061498142週末作家入門 まず「仕事」を書いてみよう
廣川 州伸

講談社 2005-10-19
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