友人のおすすめ。

これいいっすわ。というわけで、おすすめ

ハーバードビジネススクールで行われている最期のクラス(教授からはなむけの言葉)を集めたもの。
というとちょっと違うのだけど、まあいいや。
って、そういや、卒業発表した時の教授のことも、「はなむけの言葉」だろうな。
うふふ、まあ「はなむけの言葉」を消化できるくらいの人間にはなりますわ。

おっと、脱線。

本だなセンスの話に戻りますが(えー)、
これは「自己啓発本」のコーナーに入れるのはどうかと思います。
確かに元気とか勇気をもらえるのは分りますが、何か違う。何が違うんだろう。

僕にとっては、考える本だと、きた、哲学な本だとにらみました。
全てが哲学本になっていくう。ううう。

アマゾンレビューで低評価あり。どれどれと思って読むと、
どうも「ハーバード」が気に入らないようです。
確かにこれはタイトル悪いですな。が、でもインパクトがあるわけで・・・?
ここが難しいんですな。

原タイトルは、書いてありますけど、普通しっかり読まないはず。
「Remember Who You Are」とあり、副題に
「Life Stories That Inspire the Heart and Mind」とあります。

たまたま、ハーバード・ビジネススクールの教授の話であって、
ハーバードかどうかは関係ないんですよ。そういう意味でそのレビューアーの批判は正しいと思った。
が、今の時代、大学の名前で云々言ってる人は、淘汰される時代。
それに固執したい、固執する人もいるけど、さようなら。
だから、ハーバードだろうと、MBAだろうとどうでもいいなら、それを無視してそれを無視すればいいとすら思う。

レビューアーを批判すれば、つまりハーバードやMBAといったものについて日本人のレッテル貼り、ラベリングを批判している自身が、一番それに侵されるという罠に陥っている。
ちょっと極論ですが、まあそういうことはよくあることですな。ちゃんちゃん。

色々良いところがあるんですが、一つだけにしとこ。
それは「サラの物語」。これはいい。頭に残った。ありがたい。

内容をあえて紹介しないのが幣ブログ流(ってたんに面倒なだけですが)
これ1200円ですが、安いです。保存しとこう。

友人に有難うといっておこう。うふ。

ハーバードからの贈り物
デイジー・ウェイドマン 幾島 幸子
ランダムハウス講談社 2004-09-15


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