サロン。昔の中世か、いつかしらないけど、貴族とかがカフェテラスなんかで議論をしたところ。だっけ?
そんなイメージ。

それを図書館として持ち込む。

本のアドバイザーがいる。本コンサルタント、本コンシェルジェ。名前はなんでもいいけど。
彼ら彼女らに話ながら、または本以外の相談も受け付けることができる。
これで、日本は素敵な社会になるだろう。

しゃべる図書館・しゃべれる図書館。

図書館って、普通は声を小さくして、こそこそ話すのが善とされている。
だから、大声で話していると退出を命じられるはず。
逆に、普通に話していて、本を読む人もいて・・・というのが面白そう。

つまり、イメージとしては、カフェだ。日本にあるカフェで、勉強や読書をしている人は多いと思う。実際僕は本読んでる。

隣のおばさまがうるさくても、結構気にならない。ある程度の声になれば、話が別だけど。
うるさい話し方とそうではない話し方ってあるけど、まあそれはおいておいて。

しゃべれる図書館は、本をみながら話せる。
気に入った本があれば、それを読みながら、それをネタにして、一日いてもいい。
そんな空間があれば素敵だ。



ヴィレヴァンをぱくって、本のレイアウトを仕掛けてみる。
つまり、それが「本の隣に何を置くか」であって、
大岡昇平「野比」の横に、村上龍「5分後の世界」をおくというのが、友人の話だ。

これは面白い。
他に考えてみるけど、結構無限に近い。
小島氏の「借金王」の横に、板倉氏「社長失格」をおくのは普通かもしれない。
しかし、「借金王」の横に、「ソフィーの世界」や「MADE IN JAPAN」を入れるとなんか面白そうだ。

太宰治「人間失格」の隣に、鶴見氏(かな?)「自殺マニュアル」をおくと、社会的問題がある図書館になりそうだが、あえてやってみたい。本当に死んだらたまらんですが・・・。
そうではなくて「人間失格」の隣に村上春樹「ノルウェイの森」ならいいかもしれない。

こうやって考えていく。
これは友人とまえ話してたネタで、「自己紹介代わりに好きな本を紹介する」のと同様で、
「本を組み合わせることで自分の表現したいものを表す」ということになる。
むー。面白そうだ。


この図書館では、本にとくに興味がなくても、なんとなく見てたら読みたくなるのを目的としたい。そうすれば、本ってなんか良いよね、っていう人が増えて、みんなニコニコとはいかなくても、ギスギスしたものが消えると思う(ほんとかな?

あと、ヴィレヴァンからぱくったのは、
「小さな情報を重要視する」ことだ。
それは、たとえばブログ。ブログなら入門的なことなら誰が書いても似たようなものになる。
そうしなくても「入門」とは、門に入る段階であって、同じ門をくぐるのだ、と考えれば一緒だ。

そうではなくて、北国チャンネルtvというブログでは、北海道のことを北国と呼んでいて、そこに一人だけ愛知県在住の人間がブログをやっていて・・・というこれまたどうでもよさそうな小さな情報が、価値がある場面を作りたいということだ。

大きな情報とは「入門的な」もので、小さな情報とは「多少マニアック」なネタのことだと僕は解釈した。

つまり、この図書館でネタとしてあるのは、皆が皆好む?ような「総合書店」風なものではなくて、何かに特化した(それはおく本のジャンルでもいいし)ものを作りたいと思う。


結局、本は出会いを提供してくれる。
この本が軽視されるのは腹が立つが、だからといって本に価値を認めない人に価値あるんだぞとは言いたくない。それが大人ってもんだ(笑)

よし、これはまたネタとしてまとめておこうっと。