働くことに美しさとかそういったものがあってもいいけれど、
実際にはそういったものはほぼない。
単純に、淡々と、何も考えずに、作業する。
それを仕事だといった大人は責任があるかもしれないが、
そういったことを本当に仕事だと思っている大人もいるし、
またお金=仕事だと完全に割り切っている(そう意識している時点で
割りきっていないのだが)人もいる。
美しさなんてない中で、なんで自分はその仕事をしているのか。
または、なんで自分は生きて、呼吸をして、会話をして、食べて、
そして酒を飲んだりしているのか。そういったことについて、
哲学をする、つまり、考えることと向きあうこと。
それに他ならなくなっていく。これはもうどうしようもないことだ。
これらを考えずに生きられる人はいるのかもしれないが、
大体の人は考えていそうだ。そして、考えた結果、
答えが出るとかそういうことはあまりない。
しかし、自分の中で頭が整理されてスッキリするとか。
そういう効用はありそうだ。というか、逆にそれくらいしかない。
そこで、人生のゴールがある程度決まれば後は楽だ。
それによって、全力で取り組めばいい。
間違っている、またはちょっと違うなと感じたら修正すればいい。
何にせよ、生きることは色々な意味で色々なことがある。
ぼーと生きることはできそうだが、ぼーとしているだけで、
実は色々な作業を仕事も当然だがやっていることに気づいてないだけとなる。
気づけばそれは大きな引っかかりになるかもしれない。
だから、あえて考えない思考も分からないでもないが、
でも実際はそういったちょっと怖いとか不安とかに立ち向かってみる、
ちょっとした勇気、そんなものが必要になっていくのではないか。
ということを思った。