ライブドアに移ってからだと初かもしれない、このテーマ。

簡単にいえば、学生において三大疑問になりうる
「学生と社会人の違い」を社会人側から解説する記事だ。
といって、偉そうなことをいって終わるので、全て疑うべし(笑)

また、適切なものではない偏りが見られるのも大いに怪しい。

さて、本題。
学生が、その疑問を抱くのは、
「あんた色々いってるけど、あんたと俺何が違うの?」ということだろう。
もしこの疑問を抱く学生であれば、基本的スペックがあるし、
社会でも相当活躍すると思う。あくまで、活躍できてない大人(笑)がいう発言だ。
あまり期待しないように。が、断言するのは、
人の言葉を批判的に考えるものがなければ、結構厳しい世界があるということだ。
もちろん、ふわっとしたオーラで包むケースがあるが、
それが本人の意図のあるなしに関わらず、包める力があると社会では言うらしいよ。

人事担当が一昔は出世のコースと呼ばれたらしい。
今はどうか知らないけれど。
その前に、「出世」って言葉の意味が分かりづらい世代になってきていると思う。
出世とは、そのまま、世に出ることなのだけど、普通は、昇進とか偉い人になる。
あ、偉い人ってのも課長とか部長とか社長とか、そういうの。
または、何か名誉な賞を受けるなどかな。

そういう出世に興味がある人は一定以上いるだろうが、
多分ない人が多いと思っている。暮らせる給料を稼ぐというのが、
働くということだといっていいと思う。普通に。ちなみに給与と給料の違いは、
どうでもいいが、経営的に給与は与えるもので、人件費としてみなす。
給料とは、給与の量というか、もので、基本的に会社員や一般的にお勤めの人が、
どれくらいもらえるかという視点が強い。
ほら、自分で給与いくらって言わないでしょう。給料っていうのはそういうこと。
なので、当然、フリーランスとか自営でやってる人は給与を自分に設定するわけですが、
ここのあたりは難しいので省こう。

人事担当者のレベルを見極めるのは結構難しい。
が、対外的に恥ずかしい人?をいれていては、人財も取れないし、
良い学生も採用できない。それではまずいから、リソースとして会社は
良い人を人事部にいれるかもしれない、ね。という一般論は成り立つ。

学生というポジションは、対等なものになりづらい。
社会への訓練をうける、勉強をする期間であるといえるから。
もちろん、吹っ飛んだ形で、自分は旅をしたいんだといって旅をするのもいい。
が、学生であるということは、結局何か訓練的なものをしているという印象を
一般的に与えるということは忘れてもいいけど、一般的に思われる。

ちょっと抽象的で分かりづらい。具体的にいこう。
例えばあなたが、Aさんという人事部の担当者であろう人と話をした。
まあ、合同説明会なんで分かりやすいだろう。本当はそうでないほうが面白いけど。
そうすると、あなたはAさんをどう捉えるかがまず必要だ。
Aさんの後ろ、またはAさんが把握しているカイシャというものに入る必要があればだが、
意外にそのAさんはあなたの興味とカイシャはあっているし、そういうあなたを
Aさんもカイシャも(普通はAさん=カイシャとなるが)必要としているというかもしれない。

あなたは、どれくらいの人を見てきたか?
学校生活において、アルバイト、クラブ・サークル、ボランティア、旅、家族、恋人、
社会のどこかの人・・・うーん大抵それくらいだろう。僕も変わらない。しいていえば、仕事が
あるからその関係が多い。
そういったところで、あなたはあなたなりの人の味方をしたはずだ。
そして、しているはずだ。また、できていると思う。

面接ではなく、人とコミュニケーションをするとき、
何かがある。目的といっても、理由といっても、なんでもいい。何かがある。
ここでは面接的な何かかもしれないし、マッチングする何かを探る会話かもしれない。

さて、あなたはそこでAさんを判別することができるかもしれない。
また、そこまでいかなくて、Aさんは大人で社会人で、仕事をしているから、
絶対かもしれない。あなたの考えは?といわれて、言えないようなら、
そもそも、Aさんを判別することはできないと思うけれどね。

経験の違いだと思う。
学生と社会人のキャパシティというか、力は経験だ。
が、残念なことに、社会人でも経験値が低い人は結構低い。
基本的なコミュニケーションができても、他は結構適当というのは多い。
もちろん、自己を鍛錬し続けるストイックなことは無理というか、厳しいというのは
分かるけど、結構そういうことを普通にやっている人が多いのは知っておいたほうがいいかも。
その上でスタイルとして自分のやり方をするのはいいと思うが、
それはある種、人生をわくを狭めるので、あまりオススメはしないけど、
無理に広げるのも同様の理由でオススメできない。つまり、自分の人生は自分で決めればOKだと思う。

経験が違うといえど、
何もあなたと僕がいたときに、僕の方が経験が豊富でということは実は無い。
あなたが知っていることを僕はしらなくて、むしろ発想ができないことが多いかもしれない。
しかし、年数と知識は普通は比例するから、誤解を招く。
もちろん、知っていることが全てという時代は終わって、
それはコンピュータで調べればいいという時代でもある。皮肉ではなく、事実だ。

ぐだぐだいっておきながら、有用なアドバイスがないというのが事実だ。

ただ、最近気づいたことは、
人が何を欲していて、また何を気づきたくて、何をどうして欲しいかを
うまいところ、編集するというか、自分なりの視点で切るってことは、
大いに役立つと思う。これは何を勉強するというよりも、
何をやるにしても使えるから、そういう視点でものを見ればいい。
ニュースでも本でもブログでもなんでも。

僕の仕事は編集ということにこだわるものだが、
仕事が全部楽しいということは正直ないと思っている。

三大疑問の「仕事は楽しいものがいいか、そうでないものがいいか」も、
時期がこれば答えていこうと思う。多分ないかもしれないが(笑)